断捨離を昨年中にするはずが、本の整理ができなかった。

静かな正月に、昨日箱根駅伝をみながら突然本の片づけを始めた。

やっと断捨離ができる (;^_^A

 

本の整理をして売る本、残す本を分別していたら、白洲次郎に関する本がでてきた。

そうだ、一時白洲次郎にはまり、武相荘まで訪ねた。

本当に良いところだったな~ランチまでしてきた。

あの風情は奥様のセンスかな?素敵だった。

あの時買ってきた小物は今も活躍している。

 

心の残ったページに付箋が貼ってあった。

占領を背負った男では

「ボクは人から、アカデミックな、プリミティブ(素朴)な正義感をふりまわされるのは困る、とよくいわれる。しかしボクにはそれが貴いものだと思っている。他人には幼稚なのかもしれんが、これだけは死ぬまで捨てない。ボクの幼稚な正義感にさわるものは、みなフッとばしてしまう」

「功を求めず縁の下の力持ちをもってあまんず」ることをもってよしとしていた。

社用車では「後ろでふんぞり返っているやつはみんなバカだ!」

「天丼でもなんでもいいから、先に運転手に食べさせてやってくれ」

小林秀雄から隠居の訳はと聞かれ「カントリー・ジェントルマン」

 

政治の裏側で活躍した人だから分からないことも多いけれど

なんかカッコいい、今こんな人が政府の中にいたらコロナの危機も違った形になっていたかもしれないな~

側近、右腕にこんな人が今いない政治家さんだよね~

よく分からないけれど時代を背負う人今いるのかな?自己保身ばかりな人で、欲に目がくらんでいる人ばかりかしら~

 

これは残すことにした。付箋が多い本は共鳴していたのだな~