随分前、軍艦島の存在を知らない頃に読んだ漫画の舞台がとても不思議な街だった。



幻想的な雰囲気や複雑な人間関係とともにその風景はすごく気になったけど、作者の空想の街なのかな?と思っていた。



かなり経ってから、廃墟ブームで軍艦島を知り、映像で見るそれらがその漫画のいくつかのシーンと重なり、ああ、あの街はここだったのかと腑に落ちた。



漫画は、ちょっと怖いイメージが有ったけど、実際は意外にからっと明るい廃墟だった。



むしろ、子供の頃通った練兵所の建物を使った保育所や近所に有った軍需兵器の研究所跡やら軍隊専用の線路跡などを思い出して懐かしかった。



今は、どこもかしこも、これが過去には何だったかを記録する看板とオブジェ位になってしまった。



錆びた線路や鉄筋が剥き出しの崩れかかったコンクリートの残骸。



懐かしいから好きなのかな。(^_^;)