主人公ちゃんが、商売人になる妄想が止まらない。(^_^;)



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置き屋の自室で、○○が縫い物をしているところに花里が入ってきた。



『○○はん。
あれっ、何か作ってはるの?』



『あっ、花里ちゃん。
あのね、菊若姐さんのお手伝いしたら、お駄賃に綺麗な端切れを沢山頂いたから、パッチワークで手提げ袋を作ろうかなと思って。』



『ぱっちわーくって?』と目をぱちくりする花里。



あっ、しまった、パッチワークじゃ、ダメだよね、何だろう?
『うーん、継ぎはぎ?』



『…継ぎはぎって、何だか貧乏臭くない?』と首を傾げる花里。



『上手に説明出来ないから、出来上がったら見せるね。』



お仕事やお稽古の合間に、花里ちゃん用とふたり分を少しずつ縫ったので、数週間もかかってしまった。



出来上がったのは、華やかな色とりどりの布をちりばめた小さな巾着袋。



お仕事に行く時に、必要な細々した物を入れて行くのに丁度良いかなと思って、花里ちゃんとお揃いで作ったのだ。



余った細い端切れで作ったコサージュを付けたワンポイトが、我ながら、可愛く出来たなと思う。