理由を考える余裕もきっかけもわからないくらい、だから混乱した、自分の感情を説明出来ないのは初めてだった、けれどようやく今、自分の感情が理解出来るようになった。



あっくんは愛しげに微笑み、顔を近付け、目が合う、優しい声が響く。



どうやら、私は主人公ちゃんの事が…、世界で一番好きらしい、…らしいって、あれっ、不満?私はらしいじゃないです、…言って?あっくんの事が世界で一番好きです。



俯き加減でそう言うと、あっくんが顎を優しくつまんで上向きにされると、強引なキスをくれる、私だけに言わせる何でズルいです。



今のキスで応えたつもりだけど?ちゃんとした言葉が欲しいです、息を吐いて微笑み主人公ちゃんの髪をクシャッと撫でる、唯一の弱点になりそうだ、好きな人には逆らえない、それって…、私が心から好きだと思える人は主人公ちゃん、君だけだよ。



ようやく聞けた、大好きな人からの告白、新たな涙が溢れ、しずくになる。



まさか、本当に恋をするなんて、あの時は、何故君を選んだのか、自分でも理由がわからなかったのに、えっ!? 直感とでも言おうかな。