後輩カメラマンと別れ、いっくんとふたり駅に向かう、もう歩道の縁石に乗るなよと言われ、今度はどこに乗ろうかなと冗談を言うと、手を繋がれ、これなら君が危ないことをしても、すぐに助けられると言う。



今日のいっくんは、何だか変だ、やたらと優しくて彼女扱いされているような気がする、好きだとも言われていないのに。



王子の取材以来、いっくんのスキンシップが増えた、優しくされればされるほどもどかしい。



詩集が完成し、雑誌と同時発売が決まり、編集長からサイン会の取り仕切りを任される。



いっくんとは、これで最後になってしまうけれど、頑張らなくちゃと張り切る主人公ちゃん。



サイン会の準備、不馴れでわからない事だらけで、なかなか進まず、毎日忙しく、あれからいっくんにも全く会えない、せっかくかけてくれた電話もすぐ切る事が多く、メールの返信もままならない。



残業していると携帯にいっくんから着信、一緒に食事に行こうと誘ってくれる。



仕事を何とか終わらせ、会社の外に出るといっくんが車で迎えに来てくれていて、君を連れて行きたいところが有ると言う。