キスにも、誓いにも意味が無いのにときめいてしまう主人公ちゃん。



シークレットフロアで暮らし始めて1週間、あっくんが言葉通り部屋を整えてくれたので、広さ以外はすっかり元の部屋と同じになったが、やっぱり帰りたい主人公ちゃん。



毎朝、同じ時間に挨拶に来てくれるあっくんを笑顔で迎える。



期間限定の婚約者の優しさを嬉しく思うが、申し訳ないので、大丈夫ですよと言うが気にする様子は無い。



行ってきます、行ってらっしゃいの挨拶に不思議ですねと笑う主人公ちゃん。



婚約もしてないし、お互いを何も知らないのに、こうして毎朝見送りするなんて、私達、変な関係ですね。



何だったら、キスしておく?顔が近づくが動けない主人公ちゃん、すぐ近くで止まり流石に良くないよね、しないから安心してと言われ、意地悪ですね、あまり素直に反応してくれるからからかうのがつい楽しくて。



早く仕事に行って下さい、フィアンセの言うとおりに、またからかってます?そうとれたかなと仰々しいお辞儀をする。



困った事が有ったら、あおちゃんを呼んで、どこで見ていてくれているのかわかりません、一度呼んでご覧と言って背を向ける。



あおちゃーん。