パーティー会場の廊下、てんちゃんが、主人公ちゃんに会社と自分の暴露記事の事件の時の事、ちゃんと謝っていなかったな、お前を信じなくて、ごめんなと言ってくれる。



主人公ちゃんは、それだけで、もう良いと思う、今は、また、信じてくれていると言う事だから、これで、てんちゃんの背中を笑顔で見送る事が出来る、信じて下さって、とても嬉しいですと言い、微笑みながらてんちゃんを見上げる、久しぶりに心から笑えている気がする。



てんちゃんに手を強く握られ引かれて、一緒に廊下を歩く。



正直、それどころでは無かった、また、騙されたと思ったら、何も考えられなくなってと、振り絞るような声にてんちゃんの辛さを察して、重々しく相槌を打った。



すぐに、あいつが来て、会社に戻れ、愛していると言われ、混乱して苛立ち、どうしようも無かった。



この間も、お前の気持ちを汲んでやれなかったな、すまなかったの一言が、主人公ちゃんの心の中の何かを刺激し、弾かれたよう顔を上げ、そんな事ありませんと言う。



場所にそぐわない大声を出してしまった事を謝り、縮こまる主人公ちゃんにてんちゃんが苦笑する。