二人が去り、仕事に戻ろうとするが、集中出来ない。



てんちゃんの本を開き、あの一文を目にする、何も手に入れていなかったのよ、本当にそうなんだろうか?ふたりで居た楽園から、てんちゃんだけが去ってしまったのだろうか。



自分は、一緒に居られなくても、必ずてんちゃんを守る、そう決めた。



パーティー当日、てんちゃんにエスコートされるが会話は無く気まずい、編集長を見つけ側に行くとてんちゃんの表情が和らぐ。



編集長が、お前がこんな席に出るなんてなあと言うと、今までありがとうございましたとてんちゃんが言い、そんな事聞きたくないと言われ、また、これからもお世話になりますよと言う。



てんちゃんが、あちこち挨拶して回るのについて回る内、カメラマンに会う、てんちゃんがいろいろありがとうございますと言う、勝手に調べて済まないとカメラマン、握手するふたり。



考え込んでいると、てんちゃんを見失う。



人気の無い廊下の隅に、てんちゃんとあの人、辛くなる。



また、立ち聞きする形になるが、どうしても聞かずにいられない。