宮崎正弘「米国メディアも本気で警告を始めたドル基軸体制の終焉」◆反NWO(世界同時にドル離れ) | taroozaの不思議の謎解き 邯鄲(かんたん)の夢

taroozaの不思議の謎解き 邯鄲(かんたん)の夢

☆BLOGの話題は、精神世界とリアルな現実世界の話題です。
巡礼の旅で、危機に瀕する日本を感じました。
未来の孫たちへ、「日本人の霊的遺伝子」を繋げる責務が、今の世代にあります。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
 「宮崎正弘の国際情勢解題」 
    令和五年(2023) 4月7日(金曜日)
        通巻第7698号

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 米国メディアも本気で警告を始めたドル基軸体制の終焉
  「バイデンは気が狂った」とタッカー・カールソン(FOXニュース)

****************************************

 きわめて緩慢ながら「ドル基軸体制は終わりつつあり人民元の台頭に注目しておくべきだろう」と米国大手メディアが分析を始めている。 
 ドルの衰退に関する警告は次の七つの出来事からも推測できると多くが分析している。


 第一にBRICSブラジル、ロシア、インド、中国、南ア)が揃って自国通貨で貿易相手国との決済を本格化させている。一説に「BRICSコイン」を発行するという将来構想がある。

 第二にブラジルが中国との貿易で人民元決済を受け入れた。ルラ大統領は左翼リベラルで親中派である。訪中を予定していたが風邪のため延期した。

 第三にインドネシアで開催されたASEAN会議では「西側通貨に依存し続ける理由はなくなった」と討議された。とくにマレーシアのアンワル・イブラヒム首相兼外相が「ドルに依存する理由はない」と発言した。アンワルに限らず、アジア通貨危機以後、ASEAN諸国はドルの動向に敏感である。

 第四にサウジアラビアが「上海協力機構」(SCO)に正式にメンバー入りを果たす。ペトロダラー体制の基軸国家だけに米国との姿勢がバイデン以後、ロシアにドローンや大量の弾薬を供給したりして露骨に変化している。
 サウジ外相とイラン外相は外交関係修復を中国の介入で実現したが、四月の初回実務会談をわざわざ北京に出向いた行っている。

 第五にロシアのガス輸入を多くがルーブルで決済している。このためルーブルの暴落が起こらず、ガス高騰で悲鳴を上げたのはドイツだった。

 第六にインドルピー決済もはじめた。インド経済の交流はすさまじいが通貨に関しては自国通貨決済を行うことはなかった。

 第七にケニアが中国人民元決済を受け入れて始めた。ケニアは鉄道などで中国から巨額の借り入れをしている。ほかにも人民元受け入れの兆しがあちこちこで観測されている。

 
このように世界的規模でのドル離れが進んでいるのは米国の衰退を進めるバイデン政権発足以来のこと。「バイデンは気が狂った」とタッカー・カールソン(FOXニュース)は4月6日の放送で言い放った。カールソンは辛辣なリベラル批判を展開し、米国の保守陣営でもっとも人気があるコメンテーターでもある。
 
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 

バイデンはこれまで米国に長く貢献してきた既存の経済秩序を破壊する事を決意した…..本当の問題はバイデンが支持した経済制裁である。

 

◆反NWO(世界同時にドル離れ)

ドル離れとは、反グローバリスト・反NWOの潮流である。グローバリストの支配は終わるのです。ノーを突き付けたw

 

インドは、ドルの代わりにルピーで取引している18カ国のリストを公開しています。

 

まさに反DS連合!
サルマン皇子
サウジアラビア上海協力機構への正式加盟に伴って、世界同時にドル離れか⁉️

歴史の転換点