満州の丘の上で 野馬追とコサック ◆退かない逃げない『Fukushima 50』 | taroozaの不思議の謎解き 邯鄲(かんたん)の夢

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☆BLOGの話題は、精神世界とリアルな現実世界の話題です。
巡礼の旅で、危機に瀕する日本を感じました。
未来の孫たちへ、「日本人の霊的遺伝子」を繋げる責務が、今の世代にあります。

母方の祖父が日露戦争に出兵した満州での戦いを聞いてます。

7歳ごろの私には絵本の中の話と同じ遠い物語でした。

 

祖父が亡くなった後、少しは理解できる年頃に叔父から聞いたことで印象的だったのは「勲章」です。

敗戦で価値感が大きく変わり、勲章は見向きもされなくなりました。

叔父が若い時、勲章をバカにしていたが、「お前が兵隊に征けば分かる。これの価値がわかる」と、祖父が言っていた。

職業軍人なら年次を重ねれば勲章は増えます。しかし戦(いくさ)働きの勲章は別格の重みがあったのです。

 

今次大戦では、叔父は満州国警察官で、「補助憲兵」と見做されソビエト・ロシア軍に「抑留」されています。身を持って敗戦を知った叔父は、形見となった祖父の勲章を大切にするようになりました。

戦後、長期間を捕虜として抑留されましたが、多少とも祖父からロシア兵の性質を聞いていたので、栄養失調となりながら『ダモイ(帰国)』できました。

 

馬に慣れた相馬で育った祖父は、騎馬兵的な兵隊で満州の草原・丘を疾走したそうです。柔剣道・剣の腕前も豪の者でした。

相手は世界に冠たるコサック騎兵、実際は日本騎馬隊は下馬しての散兵戦での戦いです。犠牲は多くなっても、一歩も引かない日本兵は、頑強に戦いました。退かない逃げない。

 

勇猛で残酷なコサック兵ですが、一般の農民兵とも言える兵士は、戦場で酒を浴びる様に飲み、戦争を忘れていた。簡単に大量投降したそうです。

 

満州の丘の上(クリップ)


 

真のサムライ此処にあり ~相馬野馬追~

2012/09/10
福島県浜通り北部で、千年に渡り受け継がれてきた歴史と伝統のまつり、相馬野馬追。
震災と原発事故を乗り越え、2012年は例年通りの開催を迎えました。
復興へのおもいを胸に、騎馬武者たちが繰り広げる、甲冑競馬に神旗争奪戦・・・。
福島に今も息づく、真のサムライの物語を是非ご覧ください。

 

◆退かない逃げない『Fukushima 50』

 

映画『Fukushima 50』(フクシマフィフティ)予告編

2019/12/24 #Fukushima50 #渡辺謙 #佐藤浩市

映画『Fukushima 50』(フクシマフィフティ)、3月6日(金)公開。 2011年3月11日午後2時46分、東日本大震災が発生。福島第一原発は危機的状況に陥る。 原発内に残り、事故の収拾にあたった地元福島出身の作業員たちは海外メディアからFukushima 50(フクシマフィフティ)と呼ばれた。あの中で本当は何が起きていたのか?真実は何か?東日本壊滅の危機が近づく中、苦渋の決断を迫られる彼らが胸の内に秘めた思いとは? 豪華キャスト・スタッフ、日本映画最大級のスケールで贈る超大作。 "Fukushima 50" teaser trailer

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>Fukushima 50(フクシマフィフティ)

天は絶妙に勇気ある人たちを置きました。

福島県人の遺伝子が、「退かない逃げない・御法度(相馬藩)」、「什(じゅう)の掟(会津藩)が郷里・日本を守ったのです。

 

【相馬野馬追の御法度】