■■即位の礼正殿の儀「天の虹」◇白虹貫日・・縄文の「天の蛇」*推敲 | taroozaの不思議の謎解き 邯鄲(かんたん)の夢

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☆BLOGの話題は、精神世界とリアルな現実世界の話題です。
巡礼の旅で、危機に瀕する日本を感じました。
未来の孫たちへ、「日本人の霊的遺伝子」を繋げる責務が、今の世代にあります。

国柄を連綿と繫ぐ霊的なエネルギーを、シャーマン体質者は注ぎます。

一代限りのものではないと思う。

重層的、何百代に渡る霊的なエネルギーです。

 

 

 

「即位の礼正殿の儀」で、皇居を覆った「天の虹」の解釈にいささか混乱があるようです。
厳粛な「天皇陛下宣明」の瞬間でした。

 

虹に気づいて見上げているデンマーク・フレデリック皇太子ご夫妻

 
 
 
◇白虹貫日
  白虹って虹じゃなくて日暈(ひがさ、にちうん)のこと
 
戦乱つつぎの中国では、虹が太陽を貫くような現象は、凶兆とされています。
天変地異、皇帝を弑する謀反がなされる戦乱の前兆だとされた。白虹貫日
現在も中国では「凶兆」とされる。
 
・・日本に入った中国の道教的な知識が、縄文の精霊信仰を隠したのです。
しかし、縄文人の精神性は、形を変えて連綿と伝わり、「天の蛇」は「天の虹」、そして「大物主」は「大神神社 (おおみわじんじゃ) 」として祀られた。
無意識に「天の虹」の霊力を信じ続けています。
 
 
◇天の蛇 天の虹
 

大物主とか沼の主などという言い方をしていますが、ヘビのことを主(ぬし)とも言うわけです。
大物主神の神名は、「偉大な、精霊の主」と考えられる。
お正月に汲む若水は、泉や川、井戸などから1年で1番最初に汲み上げてくる清水です。ヘビはそれを飲んで若返る。
・・現在も社家では、正月に当主が若水を汲み、神棚に供えます。古神道に取り入れられている縄文の習慣だと思われます。

 

ヤマカガシの脱皮

 

縄文人の蛇信仰というのは実は不死性といいますか、死なない、何度も死にそうになっても甦ってくる、強力な生命力を持った脱皮をするものとしての蛇だというふうに思ったわけです
吉野裕子さんがアラハバキというのは実はヘビが御神木のてっぺんに絡み付いてる状態をアラハバキというんだという説を唱えているわけです。そういう意味では確かにアラハバキというのはヘビ信仰に関係してきますし、アラハバキ神というのはなぜか産鉄地帯と非常に関係があるわけです。ヤマタノヲロチ伝説もそうでした。

天に昇ると『天の蛇』、縄文人は虹を蛇の化身と思っていたようです。
・・何度かご神木に絡む精霊を、虹彩の眼で目撃しています。
  縄文人が畏怖した精霊なのでしょう。

夢に現れるガルーダは超巨大な怪鳥ですが、地上に現れる姿はカラス天狗の大きさになるようです。
同様に、地の蛇の精霊も、天に昇れば偉大な「天の虹」になります。

 

 

 

 

・・気になるのは、「八咫烏」の旙旗が無かったことです。 君側の奸の気配があるとみる。

 

 

【参照】
『縄文時代の信仰について・3』 菅田正昭-国際縄文学協会
 

意富多多根古による祭祀
崇神天皇が天変地異や疫病の流行に悩んでいると、夢に大物主が現れ、「こは我が心ぞ。意富多多泥古(太田田根子)をもちて、我が御魂を祭らしむれば、神の気起こらず、国安らかに平らぎなむ」と告げた。天皇は早速、活玉依毘売の末裔とされる意富多多泥古を捜し出し、三輪山で祭祀を行わせたところ、天変地異も疫病も収まったという。これが現在の大神神社である。wikipedia