ニューズウィーク日本版
日本の無神論者は最も「超自然を信じない」──6カ国での大規模調査
<「無神論者」と「不可知論者」について世界6カ国で行われた調査で、日本の無神論者の場合はこうした「超自然」を信じる人が群を抜いて少なかった......>
ニューズウィーク日本版@Newsweek_JAPAN日本の無神論者は最も「超自然を信じない」──6カ国での大規模調査 <「無神論者」と「不可知論者」について世界6カ国で行われた調査で、日本の無神論者の場合はこうした「超自然」を信じる人が群を抜いて少なかった......> https://t.co/KiKo1H2I78
2019年06月09日 23:00
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興味深いのが、死後の世界や生まれ変わり、カルマや占星術といった「超自然的な現象を信じるか」との問いに対して、無神論者の中で「すごく信じる」「やや信じる」と答えた人の割合が、日本は他の5カ国と比べかなり少なかったという点だ(ここには不可知論者は含まれない)。なかでも、日本の文化に深く浸透している仏教的な考え方ともいえる「生まれ変わり」と「カルマ」については、これを信じる日本の無神論者の割合は、ブラジルやデンマーク、米国といったキリスト教の影響が強い国よりも少なかった。報告書は、無神論者のうち「超自然的なこと」を最も信じないのは日本人、最も信じるのはブラジル人と中国人としている。中国では、占星術を信じる無神論者は半数以上に達した。
日本の無神論者・不可知論者が最も多く「信じる」と答えた「超自然的な現象」は、「人生における重要な出来事は、『起こるべくして起こる』または『理由があって起こる』」だった(無神論者20%強、不可知論者30%強)。
https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2019/06/6-50_1.php
◇宗教離れ
>日本の文化に深く浸透している仏教的な考え方ともいえる「生まれ変わり」と「カルマ」については、これを信じる日本の無神論者の割合は、ブラジルやデンマーク、米国といったキリスト教の影響が強い国よりも少なかった。
・・仏教、ヒンドゥー教、イスラム教、キリスト教などの宗教環境(地域・風土)で生まれて育てば、無意識な洗脳(教育)から免れない。人間の思考は、育った環境・風土に左右される。
>日本の無神論者・不可知論者が最も多く「信じる」と答えた「超自然的な現象」は、「人生における重要な出来事は、『起こるべくして起こる』または『理由があって起こる』」だった
・・これは、お釈迦様の説かれた『因果の法則(道理)』と同じです。
無新論者の思惟から生まれたものでない。仏教思想の背景が導いているw
因果とは、原因と結果ということ、道理とはいつでもどこでもかわらないもののことです。
どんな結果にも必ず原因がある、原因なしに起きる結果は万に一つ、億に一つ、絶対にない、分かりやすく言うとまかぬタネは絶対に生えないが、まいたタネは必ず生えるということです。
これは、いつの時代でも、どこの場所でも変わらないことだから、道理と言われます。
幸せ・不幸せの原因と結果
では私たちの幸せや不幸せを生み出す原因はなんでしょうか。お釈迦様は次のように教えられています。
善因善果(ぜんいんぜんか)
悪因悪果(あくいんあっか)
自因自果(じいんじか)
善いタネからは善い結果、悪いタネからは悪い結果が現れる自分のまいたタネは全部、自分が刈り取るということです。
善い結果とは幸せな運命、悪果とは苦しみや不幸という運命のことです。お釈迦様がタネと言われているのは、私たちの行いのことで、これを業(ごう)(カルマ)といいます。
>報告書は、無神論者のうち「超自然的なこと」を最も信じないのは日本人、最も信じるのはブラジル人と中国人としている。
「超自然的なこと」中国では、占星術を信じる無神論者は半数以上に達した。
・・この日本の風土は、霊性の高い縄文遺伝子を遺している。
人の中に在る「仏種」には、大小、強弱の差があるようですが、縄文遺伝子は「大きな種」です。大きな果になる可能性を生まれながら持っています。
本来、仏種に差は無かったが、民族の歴史的なカルマが作用した。
高貴な国柄に進化するか、卑賎な国柄に堕ちるかは、歴史的な事実の検証で可能です。
善良に育てるのは、その人・民族の行い(カルマ)でしかない。
「霊性」の昇華を促す試練「超自然的なこと」、「場」にシンクロするようです。
◆魂のゆくえ
死んだ魂は何処へいく・・「死後世界」は、人間の最大関心事です。
肉体が滅んでも「永遠の魂」は存在するのか?
生まれ変わるのか?
神は沈黙する。
独善的な宗教や哲学が存在する理由でもあるのでしょう。
映画『魂のゆくえ』予告
https://youtu.be/sEklk_fTEJU
あらすじ
トラーは、ニューヨーク州北部の小さな教会「ファースト・リフォームド」の牧師。ある日、トラーはミサに来た若い女性メアリーから、環境活動家の夫マイケルが思い悩んでいるので相談に乗ってほしいと頼まれる。仕方なく出向いたメアリーの家でマイケルと話したトラーは、彼が地球の未来に思い悩むあまり、メアリーのお腹の子を産むのに反対していることを知る。必死に説得を始めるトラーだが、心の底ではマイケルに共感し自分の説明に納得のできないもうひとりの自分がいる。一方、彼は自分の所属する教会が、環境汚染の原因を作る大企業から巨額の支援を受けていることを知る。本当の正義とは一体何なのか。トラーの信仰心は徐々に揺らぎはじめ、やがて怒りにも似た感情が彼を蝕んでいくのだった…。
・・まだ映画は観ていません。