[梁塵秘抄]われを頼めて来ぬ男 桃山晴衣(作曲・うた)◆~角三つ生ひたる鬼になれ~ | taroozaの不思議の謎解き 邯鄲(かんたん)の夢

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梁塵秘抄:われを頼めて来ぬ男/ 桃山晴衣(作曲・うた)
https://youtu.be/4iBMVsR07C0

ototatchinuru18
2013/10/09 に公開
梁塵秘抄:われを頼めて来ぬ男/ 桃山晴衣(作曲・うた)
 

桃山晴衣の梁塵秘抄より「われを頼めて来ぬ男」
わたしを頼みに思わせておいて来もしないウソつき男め、角が三本も生えた鬼になってしまえ。そして人に嫌われよ。霜雪霰まで降るような水田の鳥になれ、そして足が冷たくて凍えておしまい。お前なんて池の浮草になってしまえ、あっちにゆらり、こっちにゆらりさまよい歩いといで。裏切り男に思いっきり罵声をあびせかけているのがかえって可愛い。若い女を思わせる。面白く、哀調のある一曲。(桃山晴衣)
 

◆~角三つ生ひたる鬼になれ~

鬼と人
人に化けて、人を襲う鬼の話が伝わる一方で、憎しみや嫉妬の念が満ちて人が鬼に変化したとする話もある。代表的な例としては、能の「鉄輪」や「紅葉狩」に、嫉妬心から鬼と化した女性の話が伝わっている。「般若の面」はその典型である。

『梁塵秘抄』(平安時代末期成立)には、女が男を呪った歌として「~角三つ生ひたる鬼になれ~」と記されており、この事から12世紀末時点で、人を呪いで鬼にしようとした事また、頭に角が生えた鬼といったイメージが確立していた事が分かる。これは自発的に鬼になる事例とは異なり、相手を鬼にしようとした例といえる。wikipedia

 

                          

◇人を呪わば穴二つ 
愛憎は紙一重の厄介な感情です。
憎しみに反転すると、みやびな古人(いにしえびと)も呪ったのでしょう。呪いの力を信じていた。
浮気男に呪いをかけて、角が三本も生えた鬼にしても、掛けた呪いが、女を角が
生えた般若面に変えてしまう。げに怖ろしき因縁なり・・w
 

般若面「嫉妬や恨みの篭る女の顔」
 

 

女面 「増女(ぞうおんな)」
神や仏の相

 

今日21日は、春彼岸の中日です。彼岸明け3月24日になります。(注)

・・働き者の妻と半世紀以上も付き合うと、般若と増女を見ていますw