日本人は歴史の記録魔です。
不思議な話さえ丹念に記録している。
昔の人と同じ道を歩くと、気づくことがあります。
勝五郎が生まれ変わった土地(八王子市東中野)から前世・藤蔵の家(程久保)へは、「程久保の旧道」を通る道があり、程久保川に出ると一本道でした。
子供の足で歩くには少し遠いが、川に沿うと迷わず辿り着けた。
川とあの世は繋がっているそうです。霊界探訪となりました。
勝五郎の前世「藤蔵の墓」のある高幡不動尊
藤蔵の墓地への案内板は「大日堂」の左脇にあります。
子孫の小宮家の墓域内にあります。礼を逸しないようお願いします。
勝五郎の前世・藤蔵のお墓(戒名・頓悟童子)と墓碑(左側)
右横は母しづと養父半四郎、実父藤五郎
勝五郎が前世の家(藤蔵)に帰って来た程久保川
多摩モノレール程久保駅と六地蔵、程久保小僧の前世・藤蔵の生家(右)、
◆露姫の位牌
・・勧められて、藤蔵・勝五郎生まれ変わり記念講演(今井秀和先生)を聞いて来ました。
多くの聴衆に驚きました。
高幡不動尊の檀家である日野市程久保の小宮家は、勝五郎が生まれ変わる前の藤蔵の家を継承しています。
『浄観院殿玉露如泡大童女』・・露姫の戒名と判明
生まれ変わりの伝承を大切にし、所縁の品々を継承してきた同家が、ずっと露姫の菩提を弔ってきたということは、とても不思議な縁を感じさせる事実です。
資料
![](https://pbs.twimg.com/media/DpMeYKoUcAIfrtP.jpg)
2018年10月14日(日)第10回藤蔵・勝五郎生まれ変わり記念日講演会(於高幡不動尊)
今井秀和(大東文化大・蓮花寺佛教研究所)
・・天領の農家に、徳川家の縁戚(若狭藩)大名家の姫君のお位牌が、存在するだけでも不思議な話です。2007年、日野市の「勝五郎生まれ変わり物語探求調査団」が、池田冠山所縁の鳥取県雲龍寺を訪問して、そこで露姫さまの戒名の刷り物と覚書を見つける。子孫の小宮家の位牌と一致した。
隠居していた池田冠山公(池田定常・いけださだつね)は、勝五郎を訪ねたのは、愛していた末娘の露姫の生まれ変わりを信じたからでしょう。
あの世で勝五郎の前世の藤蔵と露姫が一緒に遊んでいたのかもしれないと思ったのかもしれません。熱心に聞き取ったものを書き残しました。『勝五郎再生前生話』である。
そして後に、国学者の平田篤胤(ひらたあつたね)は、勝五郎を自家の学舎に招いて、直接本人から話を聞き取りました。
平田篤胤の『再生記聞』は、勝五郎の領主・多門(たかど)伝八郎(幕府目付け役)が取り調べた内容から記されている。勝五郎の周辺人物からも、念入りに取り調べた記録です。
目付でもあり領主の多門伝八郎の記録は重要である。
前世の記憶が事実だと認めた幕府のお墨付きを得て、篤胤の聞き取りが始まったのである。
・・現地を歩いてみて、川と谷戸の地形は、縄文人が住んでいた場所と気付いた。
多摩丘陵の里山には、豊富な山の幸があったからです。
『縄文の道』は異界・ポータルサイトに続いている。
勝五郎は、その道から帰ってきたようです。
参考↴
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魂のゆくえ―平田篤胤『再生記聞』を読む
1,620円
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http://umarekawari.org/sakigake/index.html
http://umarekawari.org/images/bnr_hime.jpg
【関連】
[生まれ変わり]程久保小僧 勝五郎の話◆前世の記憶
2018-09-10 20:22:40 テーマ:☆輪廻転生 前世の記憶 応答型真性異言
https://ameblo.jp/tarooza/entry-12404009699.html
◆前世の記憶
前世の記憶を思い出すのが、夢での体験になると思います。
色々な夢の一部に潜んでいるかもしれません。
現世のトラウマ体験を夢で再現するものではありません。
現実の世界で、激しい「デジャヴ」体験をするかもしれません。
前世の潜在的な体験と感応(シンクロ)して、激しく貴方の情動を揺さぶります。
生まれ変わりは、他人ごとではありません。