4月26日 ウクライナのチェルノブイリ原発事故が起きた28年目の日 | taroozaの不思議の謎解き 邯鄲(かんたん)の夢

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ロシアの声
■核の安全性文化を最優先に

4月26日は放射能大事故とその犠牲者を悼み、思い起こす日だ。

   28年前のこの日、ウクライナのチェルノブイリ原発で起きた事故は人類史上最大の技術災害の象徴となった。それからちょうど25年たった2011年3月11日、今度は日本の福島第1原発が大地震とその後発生した津波によって事故を起こした。
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国家調査核大学の教授で、国際学術技術センター、核・放射能安全性問題担当の元所長、ボリス・ゴルデン氏は 核の黙示録 に至らないために、人類は何を学ばねばならないかについて、次のように語っている。

「核分野で取られるいかなる決定においても核の安全性を最優先にしなければならない。これはなにか? チェルノブイリ事故の主たる原因は原発運営者側の安全文化が低かったとすることは西側の世論形成には分かりやすく、非常に好都合だった。これで低レベルの安全文化はソ連社会の低い文化の結果という考えが生まれてしまった。

これから生まれる帰結は、西側の原子炉はこうした事故はありえないというものだが、声明は最良のジャッジだ。日本は常に世界で最も産業化が進んだ、ハイテク国であり、安全の保障、立証、調整のためのモデルとなってきた。つまり福島の事故までは国際社会は日本の原子力専門家らの安全文化を高く評価してきたのだ。事故後、この評価はかわり、どんな社会構造でも、経済基盤でも、どんな文化伝統があっても低い安全文化はありえることが明るみにされた。安全文化の欠点が事故まで明らかにされなかったのは不幸だった。だがそうした欠点は事故後、はっきりと目に付くようになってきている

 28年間このタームが使われてきたが、それを同義付ける明確な指標は未だにない。安全規定は核物質を取り扱い、核施設を使用する作業員の安全文化だとされている。だが、たとえば決定を採択するもの、政権はこのカテゴリーに入っていないことに注意せねばならない。そのくせ、発展政策、運営機構を構築し、資源を分配する人たち、こうした人たちの活動にも核の安全は大きく依拠しているのだ。」


続き⇒ http://japanese.ruvr.ru/2014_04_26/271691939/



【私見】

原発事故が発生すると、「核の黙示録」を想起するほど、潜在意識で恐れているのでしょう。

人間の驕り高ぶりが、原子力の火を「プロメテウスの火」と変えた。



プロメーテウス像wiki



【参考】
プロメテウスの火

大きな役割を果たしているが、ひとつ間違えれば、すべてを焼き尽くす恐ろしい火になってしまう。 このことからプロメテウスの火とは、原子力など、人間の力では制御できないほど強大でリスクの大きい科学技術の暗喩としてしばしば用いられる。(Wikipedia)