昔、セキセイインコを飼っていました。
昼間は、リビングルームで自由に放して遊ばせていました。
夜には、開けてあるカゴに自分で入ってお寝みします。。
餌を一頻りしたら、カバーを掛けてやると、「ぴちゃくちゃ」言いながら眠りにつきます。
朝は、カバーを外すと、カゴの出入り口の前にいます。
「ピーちゃん あそぼ、ピーちゃん あそぼ」と、首を振りながら催促です。
可愛がっていたインコが、外に逃げ出してしまい、捜す話題のブログがありますね。
飼い主の悪戦苦闘ぶりが、窺えます。
普段から放し飼いに近い飼い方をしていましたので、逃げることはありませんでした。
うっかり玄関ドアを開け放して掃除をしていると、トコトコとピーちゃんが外に出て行きます。
暫く其のままに放っておくと、
「ピッ ピッ」と、アピールしてきました。
おやおやと思って・・・
遠くに行かない様に、呼び寄せると、トコトコと歩いて戻ってきました。(笑)
窓辺に居た時もあります。
すっかり窓を閉め忘れていました。
手を叩いて呼ぶ寄せると、一生懸命に飛んできます。
指に掴まり、さえずりながらコックリコックリと幸せな居眠りの時間ですね。
しかし、妻が昼寝していると、起こしに来ます。
鼻先を自分の鼻先で優しく押してきました。
小さな鳥も、繊細な感情があると気付かされますね。
短稿でした。