応答型真性異言と夢見能力の関係 | taroozaの不思議の謎解き 邯鄲(かんたん)の夢

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☆BLOGの話題は、精神世界とリアルな現実世界の話題です。
巡礼の旅で、危機に瀕する日本を感じました。
未来の孫たちへ、「日本人の霊的遺伝子」を繋げる責務が、今の世代にあります。


BGM


フジテレビのたけしのアンビリバボーで放送された、
「前世を語る主婦」は、科学研究の対象とされていました。

空前のスピリチャルブームに関わらず、 スピリチャルを客観的、普遍的立場で再現を検証しようとされない事に大きな疑問を持つた研究者が協力した事例です。

研究目的と手法は、

「前世の存在を言語学的アプローチにより検証」したと述べています。

催眠療法(ヒプノセラピー)技術を退行催眠に用いて前世の記憶を呼び出しています。

ヒプノセラピーの大よその理論は・・・
フロイトとユングの提唱した深層心理学を根拠にしています。

私たちが目覚めている間、脳は10%程度以下の顕在意識を使っているとされます。
その「顕在意識」を催眠術で眠らせて、「潜在意識」(80%)にコンタクトするのが催眠療法です。
全ての個人の記憶は、潜在意識に溜め込まれる。
そして普段、潜在意識に「クリティカルファクター」というフィルターが働いています。

そのフィルターの働きを催眠させて、潜在意識とコンタクトします。

この退行催眠により「前世・過去世の記憶を持つ女性」の潜在意識に働きかけるセツションをしたものでした。

☆世界で5例目の貴重な「応答型真性異言」の証拠が得られました

被験者が学んだこともないネパール語を話したことを、専門家は確認しています。

本物の「応答型真性異言」でした。

この研究結果は、学術的な論文にして内外の学会や関連学会誌への投稿を行うと述べています。楽しみにしています。


さて、「夢見研究」の立場から・・・
潜在意識への退行催眠に依るコンタクトについての問題提起です。

今回の事例には、被験者が潜在意識下の集団的無意識にコンタクトしたのではないかとの疑念を感じたからです。

多くの退行催眠に依る前世療法といわれるものは個人の潜在意識までが限界のアプローチです。

この事例は、潜在意識を突き破り、集団的無意識までつながったのではないか?
と思いました。

米粒ほどの個人の潜在意識は、(大宇宙を抱合する?)集団的無意識の大海原に浮かんでいるだけです。

個人の小さな潜在意識を相手にしているとの認識では、指向する方向に誤りが生じると思います。

巨大な集団的無意識を相手にしているのですから。


ユングが提唱した「集団的無意識」の存在を否定する論議もありますが、

☆本物の「応答型真性異言」の存在が「集団的無意識」の存在を認識できるようになりました。


注目しなければならないことがあります。

被験者の前世の記憶は、他人のネパール人の前世の記憶かも知れません。

世界中で行なわれている退行催眠で「応答型真性異言」の事例が極めて稀なのは、集団的無意識にアクセス出来ないためと考えます。

しかし被験者は、極めて稀な「集団的無意識にアクセス」したと考えられます。

被験者の女性が、集団的無意識に存在していたネパール人の生まれ変わりと信じた場合、かの女の前世でない他人の人生を歩むことになります。

*即ち、その場合本人の「輪廻転生」では無く、集団的無意識にあつたネパール人の前世意識にアクセスしただけかもしれません。


女性自身の前世記憶の確認が必要と思われます。

「退行催眠でない夢の中」でネパール人と対話(シンクロ)ができれば、自ずと真実を悟ります。
女性は、「夢見能力」を持っていると思いますから。



*他力による退行催眠でなく、自力の夢見能力を使い、他人の意識か本人の意識かの確認が必要。


今回の科学的な実証実験は、前世の存在を証明するのに偉大な前進の役目を果たしていると思います。

自分自身の不思議の謎解きにも、 多大な啓示を与えられました。ひらめき電球

被験者になられた女性と科学者としての努力に感謝いたします。



短稿でした。ニコニコ

*2010.8.9.一部加筆しました。


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