■説明はない夢と現実 注意怖い話です。 | taroozaの不思議の謎解き 邯鄲(かんたん)の夢

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☆BLOGの話題は、精神世界とリアルな現実世界の話題です。
巡礼の旅で、危機に瀕する日本を感じました。
未来の孫たちへ、「日本人の霊的遺伝子」を繋げる責務が、今の世代にあります。

スピリチュアルについて話す人は、脆弱な精神の持ち主と誤解される方が多いですね。
不思議な体験は、深いところの意識を鍛えてきます



これは、友人のお話しです。

彼への依頼は、唐突のものでした。
強気で、怖れ知らずと思われた若い男性の依頼者が、怪奇な現象の一つで震えあがりました。



彼には霊能力と称するものがあるそうですが、どんなに霊現象のことで依頼されても応じませんでした。

医者でいえば「見立てだけで治療できない半端医者」と断っていました。

しかし特別の事情で、赤子のいる若夫婦の老母から頼まれて動いたそうです。

彼を老母は、子供のときから知っていて可愛がってくれた人です。
そして、彼の子供の頃からの不思議な能力を知る人物でした。
彼も無碍には断れず引き受けたのです。


彼が出向いた若夫婦の部屋は、引っ越したばかりのアパートの一階でした。
部屋に入ると、母親が頼んだ「霊媒師」の御札が鴨居に貼ってありました。
娘婿に引っ越しを勧めたが、会社が近くて、家賃も安いので応じません。
(若い強気な男性は、霊のことを信じません)



彼はその部屋の気になる何点かを視て心に留めます。(彼の方法です)
その夜、寝床を用意してもらい彼はひとり部屋に残りました。



その夜のことは、いま思い出しても腕に鳥肌が立ち、顔も引き攣ります。

彼は夢の中で、3人の亡者が、お棺の中の「ちいさな物」を貪っているのが見えたそうです。
そのさまを見た彼は、供養を念じながら夢から抜け出そうとしたとき、異変を感じました。


身体が動きません。非常に強い金縛りです。
彼はこれを解く法を知っていますが、夢から抜け出すために力を使いはたしていました。



その時、頭の傍を女が歩いています。亡者です。

彼は、意識をそちらに向けて金縛りを少しづつ解いていきました。

こちらの気配に気がついた女は、彼の眼の端へ隠れるようにして避けます。
彼の視線を遁れて障子の向こうの台所に潜んでいます。


凄まじい「憎悪の念」が彼に伝わったそうです。

彼は息を整え、面を上げて一気に、台所に駆け込みました。
一瞬、床面は血の海です。
だが、それは一瞬にして女と共に消えました。


彼は夜明けまでこわごわ御供養したそうです。(自信がないのです)

朝、若夫婦に顛末を大家さんに話し、ここを引き払うと言いなさいとアドバイスしました。(自分も逃げ出したかったそうです)


半信半疑の若夫婦は、大家さんの家に行く前に近くのお店のおばさんに、アパートの噂を聞いたそうです。

あっさりと噂を教えてくれました。

「あそこで女のひとが殺されて・・・その後に入ったひとも、赤ちゃんを餓死させたのよ」
「そして・・・あそこに入ると夫婦別れするんょ」


その事情を聴いた若夫婦は、真っ青になりながら、大家さんに談判するべく行ったそうです。
其のころでも契約書に「重要事項」の告知義務が大家さんにあります。


大家さんの様子は、ほとんど何も言えない状態でした。
やっと・・・「台所の床で血だらけで死んでいました」と白状しました。


後に老母から、その話しを聞いた彼には、
*気配を隠し潜む亡者の霊がいるとは思いもよらぬことでした。


その後の彼は、寺院を巡って「悪夢の浄化」をお釈迦様にお願いしたそうです。
正気を保つために。



ハッピーライフを求めて・・・






*もの凄い怨念と強い気が、長年放置されて増幅したのでしょうか?
この話は、一部プライバシー保護のため、変えてあります。
ご容赦ください。