■転生と前世の記憶 ダライラマ法王の半生 | taroozaの不思議の謎解き 邯鄲(かんたん)の夢

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☆BLOGの話題は、精神世界とリアルな現実世界の話題です。
巡礼の旅で、危機に瀕する日本を感じました。
未来の孫たちへ、「日本人の霊的遺伝子」を繋げる責務が、今の世代にあります。

 




Kundun Trailer (Español)
http://youtu.be/Z7Z2N0AXnDM




(*2013.07.11 追加)

☆夢と一致するシンクロニシティは、ポイントとポイントで真実を見せてくれます。
遙かな時の流れの中に現れて来ます。
人智の外と・・


ダライ・ラマ法王猊下を 「Kundun」 とチベット人は、尊崇を込めて、呼んでいます。または、偉大な「存在」の意味でもあると云われています。

仏教国チベットでは、観音菩薩の化身と尊称する先代13世ダライ・ラマ法王の転生者(生まれ変わり)を探し出しました。
(幼児の欲しがった数珠は、先代の13世の所有していた物。気づいた旅の僧の手は震える)

国の命運を担う一大行事であり、厳しい審問を課します。
五つの条件を満した少年を、転生霊童(生まれ変わりの少年)と認定しました。

霊力のある高僧(レティン・リンポチェ)が、転生霊童を探すため、意識を持って「夢見」をしています。受身の夢ではありません。

彼は、自身と国の未来に待つ運命も夢見で予知しています。
彼の晩年の不可思議な行動は、「夢見」に因るものだと思います。そして、彼もチベットを護るため転生を繰り返しますと言われています。


高僧は、全ての五つの過程を見通しました。
夢見の再現を、深い瞑想で行い、転生霊童を見つけ出します。
細部まで少年の顔、姿、周りの様子が視えてきます。

但し、この夢見の結果だけでは、転生霊童の発見とはしませんでした。
五つの条件(遺言、遺体の状況、神託、聖なる湖、前世の記憶)を全て満たすことが必要ですから。

四つの条件は満たしました。
映画の中で、転生霊童の「前世の記憶」の確認の最後の五つ目の儀式を行っています。
公平に、各宗派の僧が立ち会いました。(諸説あり)


先代の持ち物を偽物と本物を混ぜて選ばせています。
少年は、全て正しく選び取りました。

先代の杖について説明します。(分かりにくいと思いますので)
この杖は、全てが先代のものです。少年は、全部(華やかな儀式用も)手にしました。

「これは、僕のだ~」
粗末に見える一本の杖を掴み取りました。
これこそ、先代が最も愛用していた杖だつたのです。「現証」の存在です。
法王は、ポタラ宮に住むようになってからも、前世の記憶を持つ者の不思議を、多く見せたことが記録されています。

前世の記憶は、封印されていると思います。
しかしながら、それが解けていると感じる方は稀にいると思います。
この幼い少年(ラモ・トゥンドゥプ)が、現在の14世ダライ・ラマ法王(テンジン・ギャムツォ、the Fourteenth Dalai Lama Tenzin Gyatso)
です。

映画の中の主人公と、母親役は、法王を身近に知る親戚です。

幼少のダライ・ラマ法王の発見時には、既に長兄のタクツェル・リンポチェは、活仏として認められた修行僧でした。2008年9月5 日 アメリカで86歳で天寿を全うされました。歴史の証言者です。

慈愛に満ちた、平和を望んでいる人たちと感じています。



*「夢見と瞑想」は実体験に拠る独自解釈ですので、チベット仏教と異なります。

他にはない解釈に戸惑うと思いますが、市井の研究家の話し半分と受け止めてくださいね。
多くのシンクロニシティ現象を体験した者の思いです。。

クローバー*ダライ・ラマ法王 来日法話・講演6月20日~6月26日 
http://www.tibethouse.jp/home.html