タイトル通り、ARC2を導入するに至った。

少し前、友人がARC2を持って来てくれて、
試しに測定してみた。

その効果の絶大さに驚き過ぎ、その日の内に
ネットで注文してしまった次第である。

ARC2とは、音場補正ソフトの事だ。
要は、どんな部屋でも正確な音で
モニタリング出来ますよ、という製品。
ソフトと、測定用マイクがセットになっている。


本題の前に、余談だが、
ARC2が届くまでに、スピーカーの位置を
変えようと、メジャーを伸ばしてスピーカーからの
距離を測ろうとしていたら、先端が
ツイーターに直撃してしまい、修理を余儀なくされた
逸話がある泣。

修理には一週間ほどかかった・・・。

また、時を同じくして、
部屋の引き戸にはめ込む
防音パネルもオーダーしていて、
それも届いたりした時期。




ARC2がある。
防音パネルがある。
スピーカーだけ片方無い。

何も出来ないじゃん。

というもどかしい日々が続いた。

ちなみにこの防音パネルは
ピアリビングというネットショップにて、
オーダーメイドにて制作してもらう商品だ。

96Kのグラスウール+防音シート+96Kのグラスウール
+化粧パネル、取っ手アリ。

という構成で、効果は・・・そこそこある!

想像していたほどでは無かったが、
それでも、深夜に自室でミックス出来る位の音は出せる
ようになった。


さて、で、スピーカーも戻って、ARCの測定するぞ!
とマイクをセットしようとしたら、

マイクが壊れてる!?

ブンブン唸って、全然音拾わない・・・。

ふざけんな、と思い、
販売店に電話したら、
とりあえず商品送れだの、
サポートはIKさんだから、うんたらかんたら・・・

話にならなかったので、
代理店に電話したら今から代わりを送るので、
明日の午前に着くようにします
と、すばらしい対応に感動。

ぼやきをこれくらいにして、
ARC2のレビューす。




専用のソフトを入れ、
順をおって始めていくと、
スピーカーのLからポンポンポンと音が出て、
すぐにRからもポンポンポンと音が出る。

それを各ポイントで拾って、測定していくんだ。

ポイントというのは、おいらの場合、14カ所。
座る位置を中心に、あらかじめバミっておき進めて行った。

補正前のオレンジの線、
200Hz付近がスコンと落ちて、
ハイに向かってなだらかに落ちている。

ハイ無さ過ぎに笑うしか無い笑

これを白い線に補正する。 

補正は、フラットにしているが、設定次第で、
色々とプリセットもある。




DAWを立ち上げ、Masterトラックにインサート。

これだけ。

これだけで、劇的にモニタリング環境が良くなった。

■広がっていた音像が、キュっとまとまる印象。
■低域が整理された。
■パンが分かりやすくなった。

もうとにかく凄い。
これは手放せないなと思う品だ。

ここ最近で一番良い買い物したと思う。

もし迷ってる人がいたら、

買った方が良い。以上。