毎回、書くときに、かなり久しぶりな雰囲気なのだが。

今回、グラフィックボードの交換について
色々と記録に残すことにした。


我が輩のマシンはMacPro Mid2010な訳だが、
2010ということは、もう6年前になるということだ。

パソコンの世界で6年というのは、もう
それは凄い昔のスペックな訳である。

でも、この銀MacProは、とても使いやすく、
手放したくないわけで、何とか使って行きたいと思っている。

で、前回はCPUを変えて、ちょっとパワーアップした記事を書いた。
今回のGPUに関しては、やむを得ない事情により・・だ。

約1年ほど前に初めてブラックアウトした。
でも、それはほんとたまたま的な感じで。
しかし、気づくと、しょっちゅうブラックアウトするようになった。

HDが不調になりつつあるのは気づいていたから、そういうのも原因かなと
思って、差し替えたりしてみたが、どうやら違う。

ProToolsのバージョンが上がって、負荷が大きくなったのかな
とか。
PCIeカードのドライバかな とか。


でも違った。

もうこれは、グラボでしょ。

ということで、買い替えを考えた。

でも気づいた。

Mac用てめちゃくちゃ値段高いじゃん。

で、色々とネットで探すと、
どうやらWin用でもいけるらしい、とかなんとか。

GTX750Ti

というのが、どうやら自分的に合っている気がして、
付けてみた。
良い点は、省電力、低価格、そこそこのスペック。
ドライバは、専用はないが、quadro5000
というのが、同じチップセットの為流用出来るらしく
チャレンジしてみた。

撃沈である。
うんともすんとも言わぬ。

ネットで成功した人はyosemiteで、自分はMarvericksだから
駄目なのかと、yosemiteにしてみたが、
やっぱり駄目。とにかく駄目だった。

そうこうしているうちに、月日は経ち、パソコンは次第に
衰えて行った。

ある日、意を決して、Mac用を買おう、
そう決心して、めぼしいのを買おうと、ネットで会計画面まで
行ったら、在庫が不足してます
的なメッセージが出て買えなかった。

もう、ドコニモナイゼ。

と思っていたが、アメリカから直輸入出来るサイトがあり、
そこでご購入。
約5日で届いた。早い。

とりあえず、今回何を買ったかというと、
Radeon HD7950 for Mac
だ。
今まではHD5770。
全体的に倍位のスペックのようだ。
これだけで、MacBookAir買えちゃうぜ的な値段だ。
ちなみに、Mac用のグラボはほんとに種類が少なくて、
値段が高くて、機能がしょぼいんだ。



良い奴だと、20万以上するんだぜ。
詐欺だぜ。

で、とにかく、こいつが来たんだ。
とりあえず、換装して電源入れたんだ。


画面真っ暗・・・。


ま・じ・で?
泣きそうだった。

とりあえず、もとに戻そうと、差し替えたが、
そしたら今度は、今までの奴も起動しなくなった。

かるくパニック。

TモードやPRAMクリアで起動しようとか、
色々やったが、うんともすんとも言わない。

で、どうしたかというと、
電池抜いた。

そしたら、元の奴が起動したので、
これならいけるかもと、
もう一回電池抜いて、
GPUをHD7950に変えて起動してみたら、

動いたぜ。



ちなみにドライバは、付属DVDに入ってたやつは、既にインストールされてます 
的なメッセージが出て、特にインストールする必要はなかった。

Win用は、たとえ使えても、起動時のオプションが使えなかったり、
リンゴマークが出なかったりと、
わりと不便なこともあるし、
多少無理しても、
Mac用にして悔いなし。

起動も速くなった気がするし、
なんか、画面も良くなった気がするし、
あとはもう、ブラックアウトしないことを願うばかりである。


ちなみに、このパソコンであといじるところがあるとすれば、
1️⃣PCIeカードに起動SSDを乗せて刺す。
2️⃣メモリを16GBx3枚のトリプルチャンネルにする。
の二つだ。

1️⃣は、実はPCIeの方が転送速度が早く、SSDの性能をフルに使える
という利点があるが、まれに認識しないときがあるとかないとか。
2️⃣は、今は8GBx4のApple公称のMaxまで積んでいるが、
実は16GBx3なら48GBまで積めるというデータがあり、
尚かつ、トリプルチャンネル+ECCで、高速安定化が
図れるらしい。



とにかく、しばらくはこのまま使ってみて、
こいつの価値を見極めたいところだ。

以上。