ひたすら耐える | 末期ガンの夫と共に生きる  ~夫は天国に単身赴任中~

末期ガンの夫と共に生きる  ~夫は天国に単身赴任中~

夫の癌(皮膚ガン→骨→肝臓、肺に転移)、子育て、夫の癌をきっかけに始めた断捨離の事など家族の日々を綴っていこうと思います。

最初の1ヶ月は、

とにかく佐藤先生の言う3ヶ月後を想像しながら、耐えました。


学校は、なんとか行って帰ってくる状態。


顔が真っ赤で傷があるので

マスクをはずしたくない…

水筒のお茶がほぼ残っていました。


阪南中央病院では水分摂取を控える様にいわれますが、さすがに少なすぎる…


お弁当は空でしたが、

どうやってたべていたのかは、

未だに怖くて聞いていませんえーん


帰ってからは、まずは掻いて、

シャワーして、また掻く。


この時間の娘が、

とにかく機嫌が悪くて…


痒みがおさまるまで、

ゲームをしていました。


大学が決まっているコースとはいえ、日々のテスト、課題も大事なので、ただただ見守る。


ポジティブ思考な娘が夕飯時、


「なかなか良くならない…」


としくしく泣きます。

しばらくして泣き止んでから、


「精神的に強いと思ってたけど、意外と弱いわー。」


このセリフはセットでよく聞きました。


あと、二人の会話でよくいってたのは、

「1日が長い…」


1日過ごすのが精一杯…


3ヶ月が遠くて。


生活に気をつけても

日々悪化していくので、

親子で、不安でいっぱいでしたショボーン


毎日写真を娘が撮っていましたが、

ヘルペスと診断された時の方が、

まだマシで…


どうしたらいいのか分からなくなりそうになりながらも、

佐藤先生の言葉を信じて、

娘の治癒力を信じて、


ひたすら耐えました。


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