4年 | 末期ガンの夫と共に生きる  ~夫は天国に単身赴任中~

末期ガンの夫と共に生きる  ~夫は天国に単身赴任中~

夫の癌(皮膚ガン→骨→肝臓、肺に転移)、子育て、夫の癌をきっかけに始めた断捨離の事など家族の日々を綴っていこうと思います。


夫が亡くなってから4年たった。

今でも寂しさは、ふとした瞬間に訪れる。


料理していたり、寝る前だったり、夫の名前のままの契約書を見たときとか。


テレワークを快適にするためと、娘の再度のオンライン授業を見越して、wifiを交換、中継器も交換。

その時にまた、夫の事を思う。


この4年で、機械に強くなって、夫がしてくれていた事を代わりにこなせる様になったけど、

夫がしてくれていた事をしていると、

仕事しながら大変だったよね?とか…
頼りすぎてたかな?とか…
今更ながら夫の頑張りに感謝しますえーん

寂しさは、もちろん、4年たってもあるんだけど、

先日「〇〇くんいてたらさぁ、どういうかな?」と姉に聞かれて、

しばらくの沈黙…

想像ができなくなってきた、夫の言動。

娘も、小学生、中学生を経て高校生になって、どんな親子関係になっているのかわからない。

あー、時間が経ったんだなぁと思った出来事でした目


夫が生きていたら、きっと私は今でも、専業主婦で、一体なにをしていてたんだろう??

なにもかも想像がつかない…


寂しさは、常につきまとうんだけど、娘の成長、そして日々世界が動くので、環境の変化についていくのに、必死びっくり


夫がいてくれたらなーと、もちろん思うけれど、もう、そんな事も言ってられない気がしてきたこの頃です。


あの悲しい日から4年。


3年〜4年の間に、きっと色々ありすぎた。
世界はコロナ一色になり、娘は、高校生になり、そして、個人的には、ひとつ大きな仕事をやり遂げた…気になっている(笑)


忙しい方が色々考えなくていいのかも…


この混沌とした感じがいつまで続くか、不安はあるけど、夫の命日が近づくと、寂しさと悲しみと同時に、夫への感謝、家族への感謝も湧き上がる。


また、1年、頑張って生きるぞー!