ダンナです。

元々温泉には縁遠かったダンナですが、カミさんといろいろ旅するうちに、結構楽しめるようになりました。ここの大浴場も良かったです。大涌谷から引き込んだ源泉は、2種類の温度が楽しめます。ダンナは断然熱い方。フリスクを10粒まとめ食いするような快感です。夜と朝の2回入りました(2回とも貸切状態で)。もう一つ、展望露天も楽しみにしていたのですが、生憎の雨に今回は断念。

翌朝は、これまた楽しみの朝食ですが、さすがはオーベルジュ、朝食から感動品質です。絶品生ハムとフォカッチャのついたサラダの後には、昨晩のディナーにも登場した、不思議なスープ皿に盛り付けられたソラマメのポタージュ。ひっくり返した帽子のつばにはローストビーフやお豆さんが盛り付けられています。朝からお腹いっぱい。

時に台風は四国の辺り。箱根も強雨ではないもののコンスタントに降り続いています。行ける場所も限られてきました。この旅をだいぶコンパクトにまとめる必要がありそうです。

次の目的地に選らんだのは「箱根ラリック美術館」 。ガラス工芸で有名なルネ・ラリック の作品を集めた美術館です。
ラリックと言えば、昔の車のカーマスコット(ラジエーターキャップに付けるオブジェ。ジャガーのあれなんかはその名残です)。入口には早速20年代のブガッティが2台並んでいます。


中には宝飾からシャンデリア、食器、市販の香水瓶からオリエント急行の車輌に至る様々な作品が音譜
ラリックの「消費されるデザイン」としての工芸と、量産を前提としたガラスへの取り組みは、商売として一世を風靡しながら高い芸術性を保ち続けることができた稀有な例だと思います。ガレ然り、コルビジェも然り、素敵な時代です。
とっても楽しめました。箱根の新たなオススメスポットです。


さて、次なる目的地は、元箱根。芦ノ湖を眺めつつランチを食べ、ダンナお目当てのアレを購入するため。

雨の山道。しかも雨足は次第に強まる中、妊婦のカミさんを気遣いつつ走り抜け、手に入れたのがこれ。
ひみつ箱
ひみつ箱です。21アクションでやっと開く仕掛け。寄木細工です(表面のみ)。

寄木細工は奥深いです。特に、無垢の削り出しは、ミッドセンチュリーモダンに通じるデザイン感覚。ただし、相当なお値段なので、今回はお見送り。

茶筒(大A)


全く実用性のないダンナに比べ、カミさんは実用重視のお買い物。
お盆
ベースのケヤキの木目が味わい深い。

ちなみに、ダンナの買い物の方が高いことに納得できていない様子汗

いや、ほら、子供の情操教育にどうかと思ってねあせる