ぴったり40日目に帰ってきて、それが23都市目である偶然に少し嬉しくなりました。

40というきりがいい数、そして23は自分の年齢。ちょっとこじつけですが。


【40日目インド】
旅中に洗濯機のホース部分が壊れ、階段の下まで水が流れ出いたそうな。それをアパートのスタッフが鍵を開けて中に入り、元栓を閉じてくれていました。
スタッフと部屋に入り確認すると「Sir!こんな風になってたんだよ。」とインド人スタッフが元栓を開ける。もちろん再び床が水浸しになる。なんで開けるんだ!!

でも元栓閉じなくも、洗濯機の蛇口閉じればいいじゃん?と思いやってみたが、蛇口をどう捻っても水の勢いが変わらない。蛇口はもともと壊れていたようだ。
昨晩は、まず濡れた床を拭くことから始まった。さて風呂で1日の汗でも流そうと思うが、元栓が閉まっているので風呂が使えない。トイレも使えない、洗面所も使えない、もちろん洗濯機も使えない。
唯一キッチンの水道は使えたので、タオルを濡らして体を拭いて寝ました。
帰宅早々インドの洗礼を受けました。

今朝、空いてる部屋のお風呂場と、トイレを自由に使えるようにしてもらう。
臨機応変に対応してくれるのもまたインド式。

洗濯が出来ないから早くホース部分を直してくれ!とお願いすると「10時に行くSir!」と言われるが1時間経っても来ない。これもまたインド式。ちょっと待って!というのが1 second、1 minute と言われれば5分、2 minutes と言われれば10分は待たされるでしょう。

2時間待っても来ないので買い物に行く。途中周りの景色を見ていると、東南アジアのどの国よりも道が汚い。ゴミが沢山落ちている。他の国も牛や犬が歩いていたが、インドは数が違う。これが東南アジアとの違いかと感じる。

インドでは、野菜は八百屋、魚は魚屋(漁港)、肉は肉屋(冷凍されている)、酒は酒屋で買う。日本人はスーパーマーケットで米や調味料、飲料などは揃えるが、インド人は米は米屋、肉は肉屋(目の前でおろす)で買う人もいる。

知人に、よくインドで生活できるね!と言われることもあるが、あまり苦には感じない。
醤油とだしの素さえあれば、家でいくらでも日本食を食べられる。
魚を買うために早起きで漁港に行ったり、ケーキとか茶碗蒸しみたいに食べたいものは自分で作ったり。人生ハードモードを楽しんでいます。

さて結局洗濯機の修理はいつ来たかというと4時ごろ。6時間遅れ。
でもしっかりなおったのでよかったです。
電球も交換してもらったが、取り替えてる途中にソケットの中に、電球の下の部分だけが取り残される。結局自分でペンチを使って外す。

その後「シャワーの水圧が弱いから見てほしい。」とお願いしたが、今行くと言われてから、かれこれ4時間立つ。今日は来ないだろうし、こっちから言わないともう2度と来ない。


帰ってきて早々、こんなにインドを体感できるなんて。
また今日から日常。インド生活頑張れそうです。




【旅を終えて】

世界にはまだ自分が知らない景色、歴史、人、文化、食事…そんなものが沢山あることを知った。そしてそれを知っていくこと、気づいていくこと、発見していくことがすごく面白かった。

タージマハルは写真で見る以上にとても綺麗だった。タイには日本企業が沢山進出していることを知識としてではなく、肌で実感することができた。ポル・ポト政権下で起きた大虐殺は2度と繰り返されてはいけない歴史だと強く思った。ベトナム戦争の被害者は今も増え続けていることを知った。そして絵や写真では表すことができないフィリピンの景色の綺麗さを知った。

「旅ぎらい」だけど、一歩踏み出してみて本当によかった。一歩踏み出してなかったら知れないことが沢山あった。一歩踏み出したから知れたことが沢山あった。
39日5カ国22都市で、沢山の素晴らしい事・物・人と出会えたことに感謝。


あとは【フィリピンまとめ】と【バックパッカー荷物・行動まとめ】を書いたら今回の旅についてのブログは終了。