シェムリアップからプノンペンまで320km。遠い。
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今日は節約かな!と思って、トゥクトゥクは使わずレンタルサイクルで移動。
レンタルサイクル整備不良なのか、漕いでるとたまにチェーンと歯車がずれる。ガックンってなるときに股がズレて痛い。今も痛い。

動き出してすぐに朝食。

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ローカル飯屋で。


さて、本日の自転車走行距離は34km。カンボジアはGPSがしっかり取れるので、自転車移動にも便利。
Wi-FiなくてもiPadのgoogle地図で現在地を確認できる。

途中で雨が降ってきてカッパを購入。

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日本のカッパ(3.5ドル)か、カンボジアのカッパ(0.5ドル)か…迷ったけどカンボジアカッパに。0.5ドルでっせ?安すぎ。
でもスーパーのビニールのほうが丈夫そうだった。1回着て脱いだだけでビリビリに破れた。完全に使い捨てです。値段が値段なだけに文句言えない。

雨に打たれながら片道17km自転車をこぐ。雨降ったのは午前だけだった。

海外で自転車乗るのって中々難しい。ついつい左側通行になってしまうが、カンボジアは右側通行。しかも歩道ないから車道を走る。二段階右折だってしたことないのに、二段階左折をした。歩行者用の信号も動いてなくて、基本は車の信号を見て動く。普段車の運転してないと、危険予測とかできないから海外での自転車運転は危ないかもしれない。
インドの複雑な交通事情に慣れている、普通自動車免許所持、手信号の利用で特に問題もなく34km移動終了。自転車にライトついてなくて夜は怖かった。危なそうなところは手を上げたり、チリンチリン鳴らしたりしながら走った。



カンボジアはアンコールワットのように美しい遺跡が沢山ある。
しかし負の遺産もあり、最も有名なものの1つがポルポト政権下で起きた大量虐殺だろう。
ユネスコはこれを忘れてはいけない世界の記憶とするために、世界遺産に認定した。


今日行った場所
●キリングフィールド
入場料6ドル

移動しているうちに郊外に入っていく。周りには何もない。でもGPSを信じてまっすぐ進む。

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無事到着。文明の利器すごい。


写真はここのキリングフィールドで発見された骨、頭骨が保管されている場所。
4面それぞれに19階ずつある。この19にも何か意味があるって。数え切れないほどの頭骨が並ぶ。

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キリングフィールドとは拷問や尋問、そして虐殺が行われた場所のこと。
カンボジア内に100カ所以上のキリングフィールドがあり、1カ所で1千から1万の人が虐殺された。
いろいろな説があるが、当時カンボジアの人口が800万人だったのに対して、約300万人が虐殺された。
どんな人が殺されたか。それは、教育を受けた人…教員や医者、弁護士、外国語を話せる人、メガネをかけた人だった。メガネをかけた人は知識がありそうだからと、そんな勝手な理由で殺害されたそうです。そしてポルポトは教育を受けていない農民を洗脳することで、自分の軍隊を作りあげた。

虐殺された人の中には、9人の外国人がいたが、世界はそれをすぐには知ることができなかった。そもそも大量虐殺が行われていること自体正確に把握していなかった。
(当時は地雷があり、タイからカンボジアに入国することが困難だったため。)

虐殺には鉄砲を使わなかった。それは弾薬にお金がかかることと、音が出てまわりにバレるのを防ぐため。虐殺される際に、人はもちろん悲鳴をあげる。でもその音を消すために発電機の発する音と、大音量の音楽で悲鳴をかき消していた。

虐殺にはカマや木槌、木の葉などが使われた。

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この木の葉は鶏を閉めるときに使われるもので、実際に触ってみたら痛かったし、指を切れる硬さだった。これで喉を切り声を出せないようにした。

キリングフィールドと、トールスゥレン博物館はどちらも大量虐殺についての場所だから片方いけばいいかな…と思ってたけど両方行ってよかった。
本当によかった。


●トールスゥレン博物館(現地の人にはS21と言った方が通じる)
入場料6ドル
もともと高校だった場所を秘密裏に処刑場とした。

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中に入ると普通の学校にしかみえないけど、教室に入るととても重い気持ちに。

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脱走できないように周りには有刺鉄線が張られるなどしていた。静かにしてください、笑わないで下さいなどポスターがあったけど騒げも、笑えもしない気分でした。

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中は写真撮っていい場所、いけない場所で分かれている。おそらく見たらすぐにここは写真を撮っちゃいけない場所だと分かる。

2度と繰り返したらいけない歴史だと実感した。あなたも行ったことがないならば、是非この場所に行って確認して欲しい。


●AEON(日本のショッピングモールinカンボジア)

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プノンペンにはAEONがあります。そういえばアンコールワットの近くにAEONの森ってのがあった。多分、社会貢献枠で投資しているのだと思う。
AEONの中にダイソーあったし、魚も売ってるし、コアラのマーチも売っているし焼肉、寿司、ラーメンもあってで…ほとんど日本でした。

でも便利すぎるカンボジアに住むのって、日本に住んでるのと変わらない気がする。
インドみたいに、醤油も売ってない(売ってるけど笑っちゃうくらい高い)、スーパーじゃ魚も買えない、肉は部位選べないし、日本食レストランはめちゃくちゃ高い、野菜も種類限られてる…そんな不便なところで暮らした方が楽しいと思ったカンボジア滞在。シェムリアップ楽しかったけど。

なんて言いながらも夜ご飯は少し贅沢。

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お寿司としゃぶしゃぶ。回転寿司だーーー…と思ったら回ってるのは鍋の具材で、寿司は自分で取りに行くスタイルだった。しゃぶしゃぶがウリのお店なんですね。生カキもあったけど、当たると怖いので我慢。


●自転車で帰宅
AEONから自転車で帰宅
途中独立記念塔、ワットポーを横目に無事宿に到着。

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今日はトゥクトゥク使ってないから少し節約出来た気がする!!

AEONで買った納豆(2ドル)を食べながら今日もブログ更新。
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本日の出費
明日のホーチミン行きバス15ドル
レンタルサイクル2ドル
入場料12ドル
朝食2ドル
昼食3ドル
夜ごはん10ドル(ちょっと贅沢しちゃった)