どんな小さな 木のカケラでも
大事にする方法って あるんだよ
それを 形にして見せてあげたら
彼らは 同じように 小さなカケラに
自らの手を 加え始めた
何時間もかけて 削る 小さな木片
それは キレイにヤスリをかけられて
ピカピカと光る 宝物になる
今まで ポイッと放ってあった
小さな木片に 彼は 命を吹き込んだんだ
彼女は 掘り出した やわらかい石のかけらを
ノミで砕いて 家族の顔を描いて並べた
ただの石は
いろんな形の いろんな表情の家族に 変身して
彼女の家に 帰っていった
人は 魔法の手を持っている
今まで 気にも留めなかったものたちに
命を吹き込んだり できるんだ
人は 全て その魔法を持っているはずなのに
忘れちゃってる人が たくさん居るんじゃないかな
おそらく
その手の暖かさと
心の中にある 情熱や希望や夢や愛情・・かな
それらが 絡み合って
きっと 魔法をかけることができるんだ
小さい頃
魔法使いであったことを 忘れずに
ずっと その手が折りなす魔力を
大事にとっておいてほしい
そこから 何かが
始まるってことも あるんじゃないかな






