今日も 冷たい雨・・・


雨の日は どんぐりは無いことになっているのだけど

もしも 止んだら・・・

もしも 雪になったら・・・

子どもらは 来るだろうから 私はどんぐり入り


ハウスの中に コロッと 落ちていた杉材

子どもらが 使った木の 破片でしょう


ほっぽらかしは 可哀想・・・


どんぐり畑



こんな小さくても きちんと手をかけてあげれば

とても 素晴らしいものに なるんだよ


それを 証明すべく

ひとり 奮闘すること 2時間


4℃くらいの 気温にも関わらず

ずっと 削り 研磨しつづけているため

汗ばむくらい・・・


ふと思う

こんな長い時間 ひとりで雨の中

小さな木を 削っている女って いったい・・・


保育室で 調理している私・・

職場で 畑を耕している私・・・

お客様に 野菜を配送している私・・

太鼓 叩いている私・・・

家で ご飯作っている私・・・

どんぐりで 子どもらと遊んでいる私・・・

ひとりで 何か削っている私・・・


いったい どれが 「ほんとの」 私なんだろ



どんぐり畑


そんなこと 考えたりしながら

出来上がったのは つるつるの小さなお魚



どんぐり畑


どこから見ても かわいくなるよう磨いた


雨の中

やってきた子どもら


目を輝かせて お魚を見ていた


小さな木でも

命を吹き込むと 

かけがえないものになること




言葉では 伝えられないことってあるんだ

形にして 見せてあげるから

わかることってあるんだ



どんぐり畑



6年生の少女が 

バレンタインの手作りお菓子を

私に くれた


お手紙付き


どんぐり畑



「とこちゃんへ


いつも迷惑ばかりかけて 

でも 支えてくれてありがとう

これからもどんぐりで(を) よろしく! 」



迷惑なんて 少しもかけてないよ


私こそ

君たちに 支えられている


冷たい雨だけど 

お腹も 心も 

暖かくなった どんぐりの夕暮れ


              ペタしてね