秋になり 

ヨウシュヤマゴボウの実が 

むらさきいろになりはじめた


どんぐり畑


この草は 「毒草」 と図鑑に載っているものの

野鳥たちは この実を普通に食べているらしく

この実の色のうんちが そこらじゅうに観られる


そうやって この植物は 

いろいろな場に 子孫を残していくんだろうね


どんぐり畑



人は 食べられるわけでもない 

低木と化してしまうほどの この強靭な植物を

なんで 毎年 生やしてあるかというと・・・・


まずは この植物 

池のほとりに たまたま生えたために

池に 天然の日かげができるんだ


今年の池は 人工的な 日よけを作らずとも

水の温度が お湯にはならなかったように思う


天然が 何より一番なことは

間違いない


もうひとつの理由は 遊べるから


この理由は どんぐりにおいて

相当 でかいよね


この実の液は 強烈な色が 付くんだ

畑少女jr が 実を採取して

布で巻いて 絞ってみた



どんぐり畑


触っただけで 手に色が付くくらい

中は 液状に近い完熟した実

絞ると ひたひたと 濃い色の液が出てくる



どんぐり畑


少女の手は 真っ赤っかー!!


お家のひとに 怒られない?? と心配して聞いたけど

洗えば薄くなるから 大丈夫ー!!

と 意に介さない様子で なにより



どんぐり畑


そして 絞った中身は  こんな感じ

種だけ きれいに残ってる


これなら布も 染められそう とも思うけど

種の部分は 時間が経つと 茶色く変色してしまった


草木染の本などの中に

この植物が ほとんど登場しないのには

理由があるんでしょうね



どんぐり畑


けれど わたしらが やろうとしたのは

布に染めるのではなく 和紙にそめる 「折染め」


わたしが 小学生の時に 

学童ではまった遊び



どんぐり畑


みんな 思い思いのお気に入りの柄を求めて

何枚も 染めていた


普通の絵の具を 溶かしてやったほうが

上手く染まるのは 確かなんだけど


こうして そこにあるもので 

こんなにも色が付くことが 嬉しいのだから

それで充分



どんぐり畑


実が 取れた後の 姿もまた

なんともいえなく 可愛いこの植物


作りもののように 強烈な色合い


こうした 植物の姿のカケラを

遊びの中に 織り交ぜて

記憶に残せるって いいよね


記憶って 

平面ではなく 立体的に奥行きがあるんじゃないかな

今と 繋がる

糸が そっと深淵に 降りて行くような・・


その糸も

こんな色に 染まってくれそうだね


        ペタしてね