昨日の夕方、ご近所の庭にツキノワグマが出没!! | 太郎椎茸のブログ

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 昨日(7/3)の夕方、地区内のお宅にツキノワグマが出没したとの情報があった。

 その前日にはお隣の市で狩猟用の罠に熊がかかり、罠の様子を見に行った猟友会の人が熊に襲われて病院に運ばれたとのことであった。北海道のヒグマのみならず東北や関東ではツキノワグマが民家近くに出没したとのニュースが毎日のようにある昨今。

 

 ツキノワグマは本来草食性で食べるために人を襲うと言うことはないとのことだが、餌を求めて民家周辺に出没し、出会い頭に驚いて人を攻撃することや出産・育児中の母熊が子を守るために攻撃してくることは度々の報道で周知のことである。

 とりわけ早朝や夕方以降の外出は極力控えるとか、外出せざるを得ない場合は単独行動しないとか熊よけの鈴のみならず大きな音のするものを持つとかの配慮が必要となる。また、食べ残しや野菜くずなどの餌となりそうな物は屋外に置かないなども気をつけねばならない。

 

 しかし、これだけ被害者が出てくるとなると、山奥に返すだけではなくて殺処分も考えねばならないと思う。動物には罪はないわけで、「害獣」として殺処分することは「人間の奢(オゴ)り」ともいえるが、重傷まで負うことになるとそうばかりも言ってはおれない。殺処分せずに山に返すにしても、人里には出てこないような処置をして返さないと再び人里に降りてきて害獣扱いされざるを得なくなろう。

 対応に当たる猟友会の方々も高齢化が進み会員が減少しているなかで、生命の危険さえ伴う熊やイノシシ駆除に制約が多いとなると対応に及び腰になる、積極的に活動しづらくなるのも理解できる。………… と、ここまで書いたところで梅雨の中休みとかに入ってしまったのか晴れ間が続いたために悠長にブログを書いている場合ではなく、熊と熱中症を心配しながらサツマイモの補植、ダイズとアズキの支柱立てと土寄せ、キュウリの追加の苗植え、ナス、キュウリ、ピーマン、ダイコン、キャベツ、ブロッコリー、アスパラの除草、追肥や土寄せ、収穫と朝夕の涼しい時間帯にフル回転でした。

 

 今日の夕方からは雨予報で梅雨が復活する気配で、農作業も少しゆとりが出てきたので久々にブログ書きが復活です。

 

 上記で、人家周辺に出没する熊の対応策をもっと厳しくせざるを得ないのではないかと述べかけていましたが、ここ数日ブログを休んでいた間に、報道によれば人家、町中に出没する熊については従来よりも厳しい駆除策が検討されているとか。猟友会など害獣駆除に携わる方々が活動しやすく、また意欲を持って駆除活動が行える環境作りが重要です。「害獣駆除活動などしんどいばかりでバカらしくてやってられない」と言ったことのないような環境作りを行政にお願いしたいものです。

 

 これから秋にかけて、シイタケのホダ場の整備や環境作り(草刈り、天地換え、遮光ネットをかけたり外したり、ホダ場の周囲に害獣侵入防止のネットフェンスの修繕etc)などの作業があったり、お盆関連のお墓掃除やお墓参りなど山に入る機会が増えるので、熊の出没は本当に心配です。昨日もシイタケのホダ場に行くのにスマホで「森のくまさん」の音楽をかけて、ブルートゥース・スピーカーで音量を上げて出かけたような次第で(やけくそみたいなもので)………… 山の方に単独で外出するたびにこんなことをしなきゃあならないとは………… 考えただけでもおっくうになってきました。

 

 ということで………… 今日<熊よけベル>を買ってきました。風鈴みたいな良い音がします。熊よけベルとスマホ+スピーカーで試みてみましょうかねえ。ぼやいていても仕方ないし。………… さあて、どうなりますことやら…………ごきげんよう。