「熱量」と「本気」と「愛」に溢れ始めた6人の仲間たちを、僕は、誰より誇りに想って | 雲ひとつない青空へ 

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しがらみや矛盾のない世界にするためには、きっとしがらみの中で闘う人が必要で。で、あるならば、世界の抱えた最後のしがらみに、私たちはなりたいのです。

こんにちは。
『新宿スワン』を公開日にレイトショーで見に行ってきました、神原です。

沢尻エリカさん、かわいかったです、という感想。笑



「でっかい雲を超えていけば、絶対に青空があるんだ」

僕はつくづく贔屓をする人間でして。

自分の大切なものしか、僕は大切にできないから、知らない場所で何か苦しんでる知らない人たちにはあまり興味が湧かなくて。

自分の周りの、関係してくれている大切な人たちのために生きている、究極の自己中野郎な訳なのですが。

いつか、そんな関係範囲が広がって、たくさんの大切なものができて、たくさんの大切な人たちに『頑張っている人たちが報われる社会』をプレゼントできたら、なんかそういうことができたら嬉しいな、と、今は、想っています。

タイムリミットはあと24年と半分。





昨日、某僕の大好きな企業さんから毎年のことながら新卒研修の一環の営業をお受けいたしまして。

2年前は同期の面々が2人、昨年は1人電話かけてきて、1人紹介できたので2人、そして今年の彼で5人目。

何回同じ商材についての営業受けているんだ、って感じですが笑、その企業さんは少なくとも僕の人生をいい方向にエンジンかけてくださった会社さんなので、大好きな会社さんなので、せめてもの恩返しのつもりで、僕にできることならば、と毎年。笑

これもこれで1つのえこひいき。

でもね、自分が一番気付いているんです。

毎年、同じように訪問してきてくれた人の甘さを正したり、アドバイスしてあげたり、ということだったりするのですが、自分の話す話の質感や熱量は年々増している気がしていて。

そういうの、実感できる機会はすごくありがたいです、いつもありがとう。

何に対して涙してくれたのか、僕は知る由もないけれど、でも今年足を運んでくれた彼が僕の話を聞きながら途中流したあの涙は、きっと本気度や熱量の伝播というか、彼の中にそういったものが沸々と渦巻いているからこそのものだったのではないかなと想うのです。

本当に頑張ってほしい、やり抜いてほしい、僕も頑張りますから。







今月は個人的にも自分のいろんな甘さを捨てた月に、結果としてなった気がします。

まだまだ全然甘ちゃんだけど、6月以降全力で戦っていくための基盤はできてきた気がしています。

昨日、昼に出社していたキャストキッズ(アルバイト)の2人と昼間にご飯にいって、久々に昼にアルコールを入れて、そのあと少し長めの昼寝をしたのですが起きて自分の顔のやつれ具合に少しびっくりして。笑

あ、結構疲れていたんだな、って。

でも、今月は本当に楽しかった、いろいろあったなぁ、とかって同時に想ったり。





その楽しさの最たる要因は、多分仲間たちにあります。

少し、入り込んだ話も書いておこうか、と。

今月、いつぞやの記事にも書いた気がしますが、キャストジュニア(社員)を半分半分に分けて、チーム戦という形をとって成果を追っていました。

月初に社員合宿もあったのですが、正直僕が一番悩まされたいたのは彼らの「熱量」の表出具合でした。

決して、みんなやる気がないわけでもないし、それぞれに一生懸命なのですが、それはあくまでそれぞれの基準線での一生懸命だったりするのも事実で。

それは至る所、例えば挨拶の声もそうですし、「やる」と言ったことをやれないようなメンバーもいたりもしましたし、立てた目標をクリアした途端安心してグダるケースや、行動レベルで表出してしまっていました。

「この基準線を引き上げる」

そう考えた時にできることは何か。

間違いなく、まずは僕自身が圧倒的な熱量を持って日々を過ごすことでしかないのが事実で。

今月は自分自身も前月までの在り方を見直し、正すことになった月であったわけなのですが、とにかく、まず自分が語る、伝える、やる、様々なアプローチをとらねば、とこの月に僕らは変わるんだ、と本気で想っていました。





正直、そんな中でも悔しい言葉をたくさんかけられていて。

「いい会社だね」とか「素敵なホスピタリティ」とか言われる反面、「まだ神原太郎だけの会社だね」とか「社長からは違うレベルの熱量を感じる」とか。

多分4年くらい前の僕だったら、自分が褒められていればきっと喜んでいたはずで。

でも、今は・・・そういう会社を創りたいわけではなくて。

1人でできないから、みんなでやろうとしているわけで。

「今のままじゃダメなんだ」と、「どうにかしてやる」と、想っているところにリアルな言葉を投げかけてもらうことで、僕の唇は噛み切れてしまうのではないかと想うくらい、噛み締められていたような状態でもあったのではないかな、と。

そんな口惜しさも、僕はみんなにありのまま伝えました。

「俺らならできる」って、証明したかった。





そんな中、各々のチームに起きる、人間的なドラマを目の当たりにしていくことになりました。

片方のチームは団結しているように見えながら、基準線が少しわかれている分、孤軍奮闘になりがちで、そしてそれを全員がなんとなくよしとしている風潮が見られていて。

デキる人間は「自分がなんとかすればいい」と考え、デキていない人間は「なんだかんだ自分の基準線に甘える」と考え。

片方のチームは強いリーダーシップを持っている人間がいるかのように見えていながら、実はタスクや数字といった「心の通わない内容」だけでのマネジメントが行われていることにとチームメンバーが不快感を覚えていて。

チーム感が全くないところからスタートし、1人1人に業務的パフォーマンス以外の部分の努力が求められている状況が明白な状態でした。





どんなに頑張っても、「他人」を直接的に変えることなんかできなくて。

どんな人間でもできるのは「自分の行動」を変えることで、相手を変えていくことしかできないわけです。

でも、きっと「心と心のぶつかり合い」がそれを1人1人の中に生んで。

それが、僕だけでなく、少しずつ、1人1人の中に「自分からチームを変えていく行動」が見られ始めたのは、多分月の半分を超えたところくらいから。

本気になれていったから、なんだろうな、きっと。

今までの「本気」なんて、きっと自分が想っていた、自分の基準線の中での本気でしかなかったんだんだって、やればできるんだって、みんなが気付いたはず。

どうせなら、彼ら1人1人が主人公になれる組織創りをしたいわけで。

そんな形が少しずつ見え始めた5月、その時点で日常はエキサイティングなヒューマンドラマと化して、彼らの熱量に感化されて僕もますますギアを踏み込めるような、そんな連鎖が起こり始めたのです。







月の最後、蓋をあけてみれば、両チームとも目標数値の2倍程度の数字を達成するフィナーレを迎えて。

僕は謝りました、「みんなをナメてました、ごめんなさい」と。笑

月のアポイント獲得数なんて組織として50くらいがアベレージだったのに、今月は240超。

むしろ今まで何してたんだ状態。

もちろん、課題はまだまだ山積みです、間違いなく。

でも、今月がとてもいい月になった、と手放しで言えるのは、間違いなく僕らの熱量と熱量の掛け合わせがとんでもないところに到達することに気付けたから。

楽しかった。

本気と本気が生み起こす上昇気流を感じるのが。

僕は、心から彼らを誇りに想います。

そして謝りたい、それだけの力を持っているのに、その力を開花させるのに時間がかかりすぎてしまう僕の力不足を。

気付けば、一瞬で変わっていけるのに、気づかせてあげられないから同じ状態を繰り返すことを、僕は多分どこかで嘆いていました。

「なんでこいつは教えてあげてるのに気付けないんだろう」って。

「なんであれだけ『わかりました』とか言うくせに結局同じ間違いを繰り返すんだろう」って。

でもね、気づいたんです、僕も。

僕は「教えている」だけで「気付かせる」というエッセンスを持っていなかったことに。

そこまで責任持たなきゃいけない立場の人間だったのに、そこの責任から結局逃れていたことに、気づくのに2年ばかりかかってしまいました。





別にね、「お前らの成長は俺が創っているんだ」とかみたいなはき違えたこと言いたいわけじゃないんです。

彼らが変化したのは、成長したのは、進化したのは、彼らの努力の賜物です。

彼らの本気のプレーの中から生まれたものです。

ただ、僕はアイスホッケーのコーチ時代、ヘッドコーチに言われた言葉を思い出します。





「神原、マネジメントサイドの役割は『選手たちが100%の力を出せる環境を創ってやること』なんだ。わかるな? 選手の仕事は自分の力を100%出すこと。俺らが70%の環境しか創れなかったら、選手たちは100%出しても70%にしかならない。俺らはいつでもあいつらが100%を発揮できる環境を、最高のステージを用意しなきゃいけない」





会社も同じです。

僕の大きな仕事の1つは「キャストたちが100%の力を出せる環境を創ってやること」です。

それなのに、結局どこかで人のせいにしてしまう瞬間が出る。

お互い様ではあるけれどね、それをマネジメントサイドがその「お互い様状態」を許してしまっては、誰も何も変えられなくなってしまう。

だから、うまくいっていないことはすべて自分の力不足であって、自分が何かを変えることで必ず変えていけるから、変えればよくて。

そして、うまくいったことはすべてみんなの手柄であって、その結果とキャストたちに惜しみない賞賛を贈りたい。







まだまだ弱小チームだけど。

まだまだ烏合の衆に毛が生えた程度だけど。

それでも僕はこのチームで『頑張っている人たちが報われる社会を創る』という心の声に従った物語を一緒に創っていけると想えている。





それが今月の一番大きな収穫でした。









高津翔、

神崎拓真、

宮澤沙織、

小峯摩利、

坂本優楽、

そして、仁村愛基。






僕は、君たちを誇りに想う。






必ず、僕らなら、やれる。






また6月から増える新たな仲間も引き連れて。






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『頑張っている人たちが報われる社会を創る』

株式会社リトルクラウド(Little Cloud Inc.)
神 原 太 郎(Taro Kambara)

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