排出取引 | 海王太郎はてきとーな人です。

排出取引

排出取引―環境と発展を守る経済システムとは (中公新書)/天野 明弘

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CO2削減にはいつも疑問が残る。削減した方がいいのだとは思うが、一般大衆に対して削減への明確な根拠と理由、そして道筋を示せないまま、なんとなく社会全体に「CO2排出は悪」な感じが蔓延していて、ファシズムな感じを受ける。ちょっと怖いなぁ~と思ってます。

いつも思うのだけど、街路樹を植えるのをやめてもらいたい。街路樹はたいてい成木なのでたいしてCO2削減に貢献していない上に、街路樹の剪定や落ち葉の掃除に重機出動で渋滞&二酸化炭素排出という何がしたいのかわからん結果になっているじゃないか!(そういえば以前、私の弟が街路樹の代わりに芋を植えるという案を言っていたな、、、)

マイ箸もどうなのよ?まだ持ってる人いるの?一時期友人がユア箸(マイ箸を持っていない友人に貸す用)持ってるって話を聞いた時はどん引きだったけど・・・


新幹線では「1人あたりのCO2排出量は飛行機より少ない」と掲示を流し、(ただしその時の山陽新幹線はがらがら。まどの向こうには高砂の工場群から煙がモクモク。)飛行機はCO2削減のため飛行コースをできるだけまっすぐにしましたって、、、もういいじゃないかCO2削減の微妙なアピールは!




というような話と本書はまったく関係なく、CO2排出に関する権利を証券市場みたいにして上手いことやりましょうって話でした。なるほど納得。CO2排出に関する自分の知識、理解不足を反省しちゃった。えへ。


つーことは、やっぱ広告代理店あたりのエコ便乗商法に私が過剰反応してたってだけか・・・
僕もまだまだ小僧です。がんばります。