もうひとつの歴史 | 色眼鏡は校則違反だけど。

色眼鏡は校則違反だけど。

日々思ったことや考えたことを、色んな色の色眼鏡で文字にします。
青は、赤の色眼鏡で見ると紫に見えるのです。
脳内補正をすることなく表現することに意味がある。

色眼鏡は校則違反だけどね!(トレパン)

1910年頃「第一次おっぱい大革命」


当時無名の小説家であったランベール・ワイナー(1883~1936・フランス)は、

官能小説「揺れる」「(原題「Je secoue」)を発表。


その小説中、登場人物の老人が前夜にすれ違った女性を思い浮かべ発した言葉、

「素晴らしきはおっぱい」(※1)が世界のおっぱい愛好家に衝撃を与え、

第一次おっぱい大革命が起こった。


おっぱいの崇高さを主張する声が世界的に叫ばれ、下着メーカーがブラジャーの

製造に着手。


日本では、「雄つ杯の逞しさたるや・・」と表現された資料も残されており、

男性のおっぱいも例外ではない。


(※1)

主語と述語を入れ替えて表現することにより、おっぱいの素晴らしさは既知の事実で

あり、神格化されるべきものであると主張したとされる。




1940年頃「おっぱい神格化」


当時、世界ではおっぱいは神格化され、もはや一般庶民は触れることすら禁止、

おっぱいは上流階級の人間により観賞される芸術として扱われた。


その傾向が特に顕著であったのがイギリスであり、女性は自身のおっぱいさえ

触れることを禁じられ(御っぱい様の接触に関する法律第329条)、

国の出生率が著しく低下、また乳児の餓死が相次いだ。


アメリカでは「おっぱい」と口にすることに厳しい取締りがなされたが、

「居酒屋でのトークに支障をきたす」「生きていけない」などの意見が下院議会にて

出される。




1950年頃「おっぱいビッグバン」


ヨーロッパの菓子職人によりマシュマロが完成。

ヤルタ会議にてマシュマロを食した当時のドイツ海軍元帥エーリヒ・レーダーが

「お、おっぱい・・・」と発言(※2)し、この発言が引き金となり、

一連のおっぱい規制に対するドイツ国民の反発が激化した。


この動きは全世界に飛び火し、各国でおっぱい自由化運動「おっぱいビッグバン」が

起こる。


おっぱいの崇高さを維持したい「保守派」と、おっぱいの自由化を進める「革新派」の

対立は一層激しくなり、

中国では、革新派の一団「杯」が、小便中だった保守派の外交官を襲い、

背後から乳首を触る、という事件(通称5.03事件)が発生。

外交官は、ショックのあまり即死だったという。


日本では、革新派の女性が自らのおっぱいを曝け出し、保守派男性に無理やり触らせ

おっぱいの自由化を夜通し説く、という事件(通称汐見橋事件)が発生。

例によって、12月の深夜の出来事であったため、女性はそのまま凍死した。


(※2)

本人は発言を否定している。




1965年頃「おっぱい宣言」


多発する革新派と保守派との事件を受け、第1回世界おっぱい会議が開かれ、

世界のおっぱい先進国・おっぱい新興国の全10カ国により、

おっぱい宣言が採択。


全面的なおっぱいの自由化が宣言されただけでなく、おっぱいの巨乳化を目指す旨の

方針も示され、極めて前衛的な発表となった。


一方、男性のおっぱいには言及されず、男性のおっぱいの進化が10年遅れたと言われる。




1980年頃「おっぱい安定期」


おっぱいの自由化が確立し、世界中で「おっぱい」の文字が街を飾った。

おっぱいバー、おっぱい駅、おっぱいがいっぱい、などの言葉はこの頃生まれる。


しかし、おっぱいに対する尊敬の念が薄れつつあった(※3)。


(※3)

このことは、ロシアの経済学者シモン・オギエンコ(1940~1998)のテレビ取材での言葉、

「おっぱいがたるんでいる。」にも表れている。




2000年頃「おしりの台頭」


この頃、ファッションの多様化により、男女ともに肌の露出が激しくなる。

それにより「おしり」の魅力が新たに認識されるようになり、「おしり派」が台頭。


「おっぱいビッグバン」の際に保守派として活動した者が、神性の対象を「おしり」に

移行させたと見る説もある。




2010年頃「おっぱいとおしり」


おっぱいをこよなく愛するおっぱい派とおしり派との論争が激化。


おしり派の「おっぱいはおしりの模倣」という主張に、生物学的な学説(※4)が出され、

一時は「(おっぱいが)おしりに敷かれた」と揶揄された。


一方おっぱい派知識人として知られるマリサ・ゴメス(1977~2058)は、晩餐会にて

「おしりに突起を二つ、たとえば付け乳首を二つつければいいわ」と提案。

おしり派の反感を買い、おしり派の過激派グループに襲われ、ニップレスを貼られた。


(※4)

動物のオスはメスの尻を見て発情するが、ヒトは二足歩行のため前から体を見た際に

おしりが見えない。男性の発情を誘発するため、おしりを真似て女性の乳房が

発達したとする説。




2030年頃「第二次おっぱい革命」


おっぱいの二次的な魅力とされてきた「谷間」を愛する谷間派が独立宣言を行う。




2045年頃


科学技術の進歩と人類の願いにより、女性の乳房が3つになる。

科学技術の進歩と人類の過ちにより、男性のヘソが第3の乳首となる。




2070年頃


乳首が5つずつになる。

男性も乳房が大きくなり始め、男女とも乳房が長くなる。




2120年頃


乳首が伸び始め、乳房の先端(乳首)は腰のあたりまでになる。




3000年頃


骨が通り、第3、第4の腕となる。