最初から娘に言われていたこと。

「障子は諦めてよ!」と。

娘たちの寝室として用意した部屋は和室。

もうその時点で、障子の末路は決まった。

もちろん諦めている。


韓国の家には無い

あの紙を張り巡らせたモノは、

幼い子には、

穴を開けたり、

破ったりするのには、

絶好の餌食に違いない。


先ずは、ポッと指を入れる…

バリっ!

破れたところを引っ張ってみる…

ベリベリッ!

カンくんがやれば、

ユアンちゃんも、もちろんやる。

妹は真似してなんぼだ!


子どもたちが、部屋に入って寝る度に、

ドンドン穴の勢力は増して来て、

もう3段目までは、穴じゃない

紙切れのみとなり、

ハラハラと物悲しく揺れる…


そして見る度に広がっていく…

広がっていく…

広がっていく…


反対側は、腰窓だから被害は

これでも少し少ない。

背が届かないからだ。


しかしだ!

お隣さんから丸見え。

と言う事は、お隣さんが丸見え(笑)

きっとお隣さんは、

偵察されてる事に怯えてるに違いない。



さて、大型の台風が去り、

主人が一番に発した言葉は、


「障子貼りするよ!」


ガッテンだい!

とホームセンターへ行き、

一番安い障子紙を買うつもりだった。

けど、アイロンで付けるのが簡単だ!と分かり、

「値段の問題じゃないよ。簡単かどうかだ!」

(どうせまた帰って来たら破れる運命だからね)

となり、障子貼りをしましたー


あー綺麗になったー


もちろん私たちも、そこまでバカじゃない。

はず?!

次回までに、カーテンにしようと考えている。

障子+カーテンだと温かそうだなぁ〜

でもやっぱり障子は無理だ…

実は、まだ子どもが生まれていない時に、

カンくん達のアッパ(お父さん)も、

寝てる時に、足が当たって破った。


破れた障子のみじめさは、

これはもう

日本文化の中で生き、

障子は破らないもの

無意識に躾けられた者にしか、

分からない感覚なのかも知れませんね。

こんな弱々しい紙を窓にして、

部屋の湿度管理をしているなんて

思いもよらないだろうな…


と言う事で、

この度の大型台風の爪痕は、

被害者「障子紙」でした。



あ、ところでカンくんのロロちゃんは、

虫取り網を振り回して、

エネルギーの有り余ったカンくんにより、

無惨にも捕獲されました!


頑張れ!ロロちゃんのぬいぐるみ!笑笑




孫と言う生き物は、

世の中のどの生物よりも、

爺婆にとって、破壊力がある事か?!

かわいい!

そして老いた身には堪える。

孫じゃなかったら、

蒸し暑い夕方に、散歩などしない。

一つ一つの川や貯水池を

眺めたりしない。

今回の孫パワーは、

最大勢力の台風だったー











2回海水浴に行ったけど、

この日は波が高くて、

海が汚れてましたー

そんな事は、

カンくんユアンちゃんには関係ない。

大人に関係がありました(笑)