これはそのへんの蝶々の羽ばたきが遠くの天候をも左右するっていうようなことみたいな、まぁちっちゃいことが徐々にでかくなってものすごいことになっちゃうよみたいなことだね。
風が吹けば桶屋が儲かるって言葉が日本にあるけどそれに近い感じ。
今回の映画はそのまんまだね。
これはまさに、過去のちょっとしたことが未来ででっかいことになっちゃうよみたいな話。
主人公には特殊な能力があってね、それは自分の過去に干渉できるという能力。
それで愛する幼なじみを幸せにするために彼は何度もその能力を使っていくんだよね。
皆もない?あの時こうしてれば…なんてこと。
あの時あの試験に通ってれば…とかあの時あの子と別れなければ…とか。
そんな過去を変えられたら幸せになれる!みたいなね。
甘い!甘いぞ!
もし今最大のコンプレックスになっているものの根源だと思われるものを理想の形に変えられたとしても、そこからバタフライ・エフェクトは始まるのである!
つまりもっとひどい未来になっているかもしれないってこと。
だからもう結局今がベストだと思って生きるしかないのよね。
てことで相変わらずの前置きの長さだけどこれはそんなお話。
有名な映画批評サイトの「超映画批評」でも99点をとっているこの映画。
タロイモンモン的には100点に近い映画なんだよね。
とにかくストーリーが練に練られてる。素晴らしい!
彼の幼なじみへの愛の強さがもうとにかく泣ける。そのうまくいかないもどかしさにこっちもうおおおまじかああみたいに感情移入しまくり。
ありがとうい~ぃ映画です。
この映画ラストシーンがいくつかあってさ、まぁ個人的には劇場公開版が一番いいかな。
すごい切ないし、主人公の幼なじみへの強い愛が感じられるしね。
DVDに入ってる2つの別エンディングはとりあえず問題外でクソで、やはり問題なのがディレクターズカット版のエンディングだね。
当初はこのエンディングで公開の予定だったのがなかなかにショッキングだから今のエンディングに差し替えられたんだって。
実際結構ショッキングだよこれ。大多数の人が劇場公開版の方が切ないラブ・ストーリーって感じで追われて一般的だと思う
超映画批評でも99点のマイナス1点はこのディレクターズカット版のエンディングではないために起きた矛盾って書いてあったけど、まぁそんな矛盾まず気づかないから大丈夫よね。
ちなみにどのへんが矛盾なのかっていうとまぁ冒頭の主人公のメッセージみたいなやつね。
劇場公開版だとあの内容の伏線を回収してないからね。
ただ、なんか切なすぎるので
僕は恋人同士で観ることはそんなオススメしません!
いや別に恋人同士で観る奴が羨ましいとかじゃなくてね。うん。
ってことで今回はこのへんで!