お散歩に出ると柑橘系の花が満開を迎えていい香りをさせていますね
久しぶりに香りを心ゆくまで楽しめる春がやって来ました。
さて、TAROIMO for PRIVATEでは先月【プードルアート・クリエイト】と題して、当店オリジナルのプードルアートを製作するワークショップを開催致しました
参加者は皆さんアルコールインクアートは初めてで、私も普段販売に携わらせて頂いてはいますが、実際にどういった工程を経て【プードルアート】になっていくのかを知らなかったので、この機会に特別参加させて頂きました
最初に先生がデモンストレーション
参加者の方がそれぞれ好きな色をランダムに選び、それを先生が一色ずつ重ねて行きます
ピンクと茶色と緑が重なって、あっという間に桜の木を思わせるグラデーションが生み出されました
これを紙いっぱいにインクを広げたものが、私たちが【原画(ベーシックアート)】と読んでいるものです。
見ているだけだと簡単そうなのですが、実際にやってみると、インクが思ったように広がらなかったり、綺麗なグラデーションにならなかったり
理想に近づける為には、なかなか技術がいる事を痛感致しました
みんなで練習中…
練習の段階から、
ある方は好みの色をじっくりゆっくり試したり
ある方は思い切りよく好きな色を紙いっぱいに広げたり
ある方はとにかく沢山の色を混ぜ合わせたり
と、参加者の皆さんもそれぞれの個性を垣間見せながら紙いっぱいに練習した後は本番スタート
先生がプードルアートを制作する際には、A4の原画を作ってからプードル型の木製の台木に原画を貼り付けて、手作業でプードル型に切り取るのですが、今回は予めプードルの台木に紙を貼り付けたものを用意してくださったので、そちらを使って本番スタートです
「本番」なんて言われると緊張してしまいますが、皆さん一期一会の色彩との出会いを楽しめたようでした
「本番」の紙に着色が終わると、次は「プードル型に切り抜く」作業です。
ワークショップでは時間が足りなくなってしまった方もいらっしゃいましたが、この『切り抜き』が結構…いや、かなり大変です
『一つ一つ手作業』でカッターを使って切り抜くのですが、私は正直「なんでこんなに細かい形してんだよ…」と思ってしまいました。
特にスウェルと背線の辺りが若干絶望を感じるくらい切りづらい…
台木が木製なので、気を抜くと台木を切ってしまうのです
扱いが雑になると原画は紙なので作品まで破けてしまいそうですし…これは本当に大変な作業だと思いました。
しかし、頑張って切り抜くと、途端にプードルアートの完成系が見えてきて感動します
こちらは宮本の処女作
感動記念にオーナー山本と記念撮影しました(笑)
私はワークショップ前から、「大理石調の物が作りたい」と思っていたのですが、実際に作り始めると「自分の好きなピンクも混ぜたい」と思い始めて、少しだけピンクを混ぜた大理石調が完成しました
ここから後の作業は先生にお持ち帰り頂いて、仕上げをして頂きます。
原画もプードルアートも共通して、少しでも長く作品を楽しめるようにUV加工をして頂きます。
※アルコールインクアートは紫外線に非常に弱い性質があり、紫外線によって退色や変色が起きやすくなってしまう為です※
また、プードルアートは最後に表面をレジンコーティングして頂きます。
これが終わると完成なのですが、レジンコーティングによって光の反射が変わるので、より奥行きのある深い色合いが出てきます
見つめる角度によってラメの輝きが変わったり、ステンドグラスのような色合いだったり、水面に揺れる花筏のようだったり…
皆さん初めてでしたがとっても素敵な作品が出来上がりました
少人数ではありますがわいわいと楽しく、時にそれぞれが没頭するように色を楽しむ時間を過ごしました
アルコールインクアートのワークショップは今後も開催予定です♪
是非当店のイベントサイト
やインスタを今後もチェックしてみて下さい
アルコールインクアートの楽しさに目覚めた宮本でした
プードルアートに興味があるけど、自分で作るのは…という方
只今【プードルアートTAROIMO】では、1周年キャンペーンとして今回のワークショップで講師をして頂いた先生の完成作品を全品20%OFFにて販売中です
是非【プードルアートTAROIMO】へお越しください
キャンペーンは5月末までです