Georges Bizet - Petite suite d'orchestre. Jeux d'enfants
0:00 Intro
0:29 Marche: Trompette et tambour
2:51 Berceuse: La Poupée
5:53 Impromptu: La toupie
7:05 Duo: Petit mari, petite femme
10:22 Galop: Le bal
Symphony Orchestra of the Tadeusz Szeligowski Music School in Lublin, Poland Iwona Borcuch - conductor La Folle Journée de Varsovie 2013, Szalone Dni Muzyki w Warszawie, The Grand Theatre in Warsaw, Poland, September 28
ジョルジュ・ビゼー(Georges Bizet, 1838年10月25日 - 1875年6月3日)は、19世紀フランスの作曲家です。
舞台作品、特にオペラの名手として知られ、代表作に「カルメン」、「ルルの女」、「真珠採り」、「美しきパースの娘」などが知られています。美しきパースの娘のセレナードの旋律が「小さな木の実」と言うタイトルでNHK「みんなのうた」で取り上げられました。
意外ですが、ピアノの名手としても知られています。
1861年にはリストの新作(リストは「この曲を正確に弾けるのは私とハンス・フォン・ビューローだけ」と豪語していた)のパッセージを一度聴いただけで演奏し、さらに楽譜を渡されると完璧に弾いてのけ、リストを驚かせた。この時、リストは「私は間違っていた。3人というべきでした。正確に言えば、最も若いあなたが最も奔放で輝かしいというべきでしょう。」といってビゼーを賞賛した。しかし、オペラ作家としての成功を夢見ていたビゼーは、ピアニストになることを潔しとはしなかった。
その名手が、オペラの甥間に書いたピアノ曲が、夜想曲第1番 ヘ長調(1854年)、ラインの歌(1865年)全6曲からなるピアノ曲。半音階的変奏曲(1868年)、「演奏会用半音階的変奏曲」、子どもの遊び Op.22(1871年)。これは連弾のための作品で後にビゼーによって管弦楽編曲版「小組曲」も作られ、現在ではよく演奏されています。
本来ならば、オペラ作品を聞くところですが、これまで幾つか取り上げてきましたので、今日はその「子供の遊び」のオーケストラ版を聴きたいと思います。それにしてもこのオケ、弦がひどいなあ。
ピアノ版は、12曲で構成されていますが、オーケストラ版ではその中から、5曲を選んで組曲にしています。
管弦楽版(小組曲)
全5曲からなる。演奏時間は約11分。
3.こま(即興曲) La Toupie (Impromptu)
4.小さな那様、小さな奥様(二重奏) Petit mari, petite femme! (Duo)
5.舞踏会(ギャロップ) Le Bal (Galop)
ウィキペディア
オペラの中で女性のいわゆるヒロインはソプラノと相場が決まっていましたが、カルメンではメゾ・ソプラノを起用しています。また、美しいアリアの数々は、様々な形に転用され、愛されてきました。
※ 以前の記事
① フルートの出番です92 ビゼー(ギロー)《カルメン》より「第3幕への間奏曲」
④ フルートの出番です⑭ G.ビゼー 「アルルの女」よりメヌエット
ビゼー/小組曲「子供の遊び」ドビュッシー:バレエ音楽「おもちゃ箱」、他
