ロッシーニ「ラ・ダンザ」 | 翡翠の千夜千曲

翡翠の千夜千曲

音楽を学びたい若者で困難や悩みを抱えている人、情報を求めている人のための資料集

     

       Patricia JANEČKOVÁ - LA DANZA

 

   

 

|: Già la luna è in mezzo al mare,        |:今、月は海の上にあります。
mamma mia, si salterà!               マンマミア、私たちは踊ります!
L’ora è bella per danzare,            踊る時間は美しいです、 
chi è in amor non mancherà. :|          愛している誰もがそれを見逃すことはありません。:|
Già la luna è in mezzo al mare,         まもなく私たちは踊り、ぐるぐる回って、
mamma mia, si salterà!              今、月は海の上にあります。
                            マンマミア、私たちは踊ります!
Presto in danza a tondo, a tondo,        間もなく私たちはぐるぐる回って
donne mie venite qua,              私の女性は、ここに来て、

un garzon bello e giocondo           美しく遊び心のある女性はみんなと一緒
a ciascuna toccherà,               >にくるくると回ります。
finchè in ciel brilla una stella          天国で星を輝かせる限り、
e la luna splenderà.                そして月の光は輝くでしょう
Il più bel con la più bella             最も美しい少年と少女は一晩中踊ります。
tutta notte danzerà.

Mamma mia, mamma mia,            マンマミア、マンマミア、今月は海の上にあります。
già la luna è in mezzo al mare,         (以下略)
mamma mia, mamma mia,
mamma mia, si salterà.
|: Frinche, frinche, frinche,
frinche, frinche, frinche,
mamma mia, si salterà. :|

La la ra la ra
la ra la la ra la
(repeated twice)
la la ra la ra
la la la la ra la!
(以下略)
 

 

ラ・ダンザ(1835)は、ロッシーニ:レ・ソワレ・ミュージカル(1830-1835)歌曲集「音楽の夜会」で第8曲「踊り ― ナポリのタランテラ」を書いたパタパの曲(一音に一語を充てるリズミカルで速い曲)です。

  フランツ・リストはピアノのために、これをピアノのために書き起こしました。フレデリック・ショパンは、この曲の印象を基にA♭、Op.43で使っています。タランテラは8分の6拍子の急速な踊りですが、本作はロッシーニの作品に準じてかかれていて、ただ聞き映えがするだけで作曲者らしい語法は少なく、アンコールピースとしてしばしば登場します。オッティリーノ レスピーギは「風変わりな店」でこれを使っています。

 

Vitaly Pisarenko plays Liszt - Tarantella    

 

     

      Daniil Trifonov – Tarantella in A flat major, Op. 43 (third stage, 2010)

 

     

        Respighi, La boutique fantasque Suite - Tarantella

 

 

<演奏者>パトリツィア・ヤネチコヴァ

  パトリツィア・ヤネチコヴァ(Patricia Janečková、1998年 - )は、ドイツ出身のスロバキア人 オペラ・ソプラノ歌手である。彼女はチェコおよびスロバキアのテレビ番組タレントマニアにおいて2010年11月に優勝し、間もなくCNNテレビ放送を通して全欧で有名になった。

<演奏者>エフゲニィ・キーシン あまりに有名で省略

<演奏者>ダニール・オレゴヴィチ・トリフォノフ

ダニール・オレゴヴィチ・トリフォノフ(英: Daniil Olegovich Trifonov1991年 - )はロシアのピアニスト。ニジニ・ノヴゴロド生まれ。5歳からピアノを始め、グネーシン音楽学校でタチアナ・ゼリグマンに師事。17歳前後から国際コンクールで上位入賞する。17歳でモスクワで開かれた第4回スクリャービン国際コンクールで第5位、第3回サンマリノ国際ピアノコンクールで第1位に入賞する。
  2009年にグネーシン音楽大学を卒業してクリーブランド音楽院でセルゲイ・ババヤンに師事。2010年には第16回ショパン国際ピアノコンクールで第3位入賞。
  2011年5月にはルービンシュタイン国際ピアノコンクールで第1位、優勝コンサートツアーをこなしながらまだレパートリーになっていなかったチャイコフスキーのピアノ協奏曲を練習し、その数週間後の第14回チャイコフスキー国際コンクールでも第1位かつ、全部門のグランプリに輝く。ババヤンは「チャイコフスキーコンクールの決勝でショパンの協奏曲を弾いて優勝した人はいない」とトリフォノフに言ったが、ショパンコンクールで十分弾きこんであるショパンの協奏曲を決勝で弾くように勧めた。

 

 

 

音楽の夜会(ロッシーニ歌曲集)第1集 (ソプラノ/テナー) (伊語・仏語)
Serate Musicali Vol.1: 8 Ariette(S/T)/I,F
ロッシーニ, Gioachino