墓の海 夕刻、都内某駅のすぐ横にある広大な墓地を、駅の階段から撮影(下の写真はブレてますね。すみません)。 確か撮っていた時「夕焼け小焼け」のメロディーが遠くから流れてきたような気がする。カメラを向けながら41歳のバカはふと思った。死んだ後、来る日も来る日も永久(とこしえ)に、ここでこうして夕闇を迎え続けるというのは一体どんな気分だろう? といってもまあ、そんなことは文字通り「バカは死ななきゃわからない」のだ。できることなら当分わからないことを祈りつつ、滑り込んできた電車に飛び乗る。