負傷したまま拘束され、意識を取り戻したリヒトとロウレスが聞いたのは、壁を隔てた互いの声だった。誰もが、特別になどなれないと諦観するロウレスに、拘束と壁を壊して向き合うリヒト。彼の言葉に煽られ、激昂とともに紐解かれるロウレスの過去とは――。
ロウレスの過去、それは悲しい過去だった
今回のSERVAMP-サーヴァンプ-は・・・・・・
ロウレスの過去が明らかにされるのだった
前回、リヒトとロウレスを取り戻すべく
御園と鉄は、敵が待ち構えるホテルへと向かうが、
彼らの動きは、椿達憂鬱サイドに見抜かれており、
二人は敵の仕掛けた罠に嵌ってしまうのだった
現状は、御園が桜哉と交戦状態にあり、
鉄はヒガンを含めた椿の下位吸血鬼達に囲まれていると
完全に追い込まれてしまっていると言う状況だが、
ただ、同時に椿達に捕らえられたリヒトとロウレスが
自力で脱出を試み始めていると言う状況もあったりと
現状、まだ勝敗が確定していると言う状況にはない
その一方で、真昼とクロが戦える状態になった事で
彼らもまた椿達の戦いに間に合うと言う可能性が出てきた
着々と逆転できそうな条件が整い始めている様だが
果たして、彼らは無事に生き残る事が出来るのか・・・・・・?
現状の状況整理としては、こんな所かなと思います
そんな中、クロとの因縁があるロウレスの過去が明かされる


彼は、今でこそイヴを殺してしまうような凶暴な性格だが、
実のところこの性格は、正確なものではないと言える



むしろ、イヴをころころ変えているのは、たまたま偶然に
イヴが死んでしまっていると言うのが正しいと言える
ただ、ロウレスが実際に手を下していなくても未必の故意と言う事は言えるのかも
まぁ、過去の出来事が影響して何もかもに絶望している状況が
本当は救えたかもしれない命を見殺しにしていると言う風に思われてもおかしくないのかなと思った
ロウレスの過去は、元々仕えてたイヴがどこかの国の王女で
彼女は自国の平和を守る為、他国の王と結婚する事に
それで、暫くは彼女が願った平和が実現するのだったが・・・・・・
その平和も長くは続かず、彼女の国と嫁いだ国が戦争状態に入る
この事で嫁いだ王女を処刑しろと言う意見が出て来た為、


彼女は、自分が死んで解決する問題ならと自ら死を選んでしまう
結果的に王女の処刑は、平和を得る結果になったが



それでも最終的には、他国の侵略を受け彼女が守ろうとした平和は
一瞬のうちに崩れ去ってしまうのだった
ロウレスは、彼女が他国に嫁いだ時も、処刑される時も
傍にいて彼女を助けようとするのだったが
結局は、最後まで彼女の想いを尊重する形で
彼女が死ぬまで共に過ごした
だが、結局彼女の想いは、報われる事もなく
ロウレスが全てに絶望すると言う結果になってしまう訳だが
彼にとっては、自己犠牲と言うものに対しては
トラウマの様な思いがあったのかもしれない
だから、クロがあの時自分だけで抱えてしまった事に納得がいかなかったと


彼は決してクロの想いを知らなかったと言う訳ではないが
過去の想いもあったからこそ、クロの事を激しく批判した
彼の過去を見る前は、イカレタ野郎だなと言う印象を受けたが、
過去を知ると彼が抱いた思いも理解できると思った
ある意味で、クロもロウレスも似た様な境遇だったのかも知れない
ただ、もう終わってしまった事はどうにもできないから
その罪と向き合って行く事が、クロとロウレスには必要
ロウレスの場合、自分が救いたいと思っていながらも
救う事が出来なかったオフィーリアを思えばこそ
今は、そこにある守れるかも知れないものを守ると言うのが、
ロウレスのトラウマを埋める事が出来るのかも知れない
今、全ての過去が明かされた事で、現在が動き出したと言える
次回は、いよいよ真昼達のターンだ!

以上
END