黒木場の“秋サンマのカルトッチョ”、葉山の“炙りサンマのカルパッチョ”に及ばないと思われた創真の“ぬかさんまの炊き込みご飯”には、秘密が隠されていた!
考え抜いた末に生み出したその秘策は、果たして審査員の心を揺さぶれるのか…!?
三つ巴の『サンマ』決戦、勝負の行方は…!!
次は、スタジエール編!
今回の食戟のソーマ 弐ノ皿は・・・・・・
遂に、秋の選抜大会の優勝者が決まる!!
前回、創真、黒木場、葉山の決勝戦が始まるが、
黒木場の秋サンマのカルトッチョと
葉山の炙りサンマのカルパッチョの対決を前に
創真の糠さんまの炊き込みご飯は出遅れてしまう
しかし、流石に創真がそれで終わる筈はなく
最後に、ある物を炊き込みご飯に加えて審査員を驚かせようとした


そのある物とは、どうやら温めた豆乳の様だった
ただ、これはただの豆乳ではなく、
豆乳に味噌とパルメジャーノチーズを加えた特別なスープなのだった
このスープを炊き込みご飯にかける事で、
サンマの炊き込みご飯おじや風として完成した

最初に、審査員に提供した糠さんまの炊き込みご飯は、
あれで一つの完成形ではあったが、
その実、サンマの炊き込みご飯おじや風がこの皿の完全な姿だった
豆乳の旨味と、サンマの旨味の相乗効果と
シャリアピンステーキ丼で披露したカリカリ梅のアクセントが
審査員の高評価を得る事に繋がったと言う訳だ
創真の完成品が審査員の評価を得た所で
秋の選抜大会の決勝の結果が、発表される事になった


三人とも三者三様で高評価を獲得していたし、
それぞれ優れている点も存分に発揮できていたと思う
そして、味の部分でもほぼ互角と言う評価を受けるが
その上で、有終の美に値するものは料理に作り手の独自性があるかどうか
この審査員の言葉によってえらばれたのは葉山アキラだった


今回の審査基準が、独自性と言う部分にあった事もあるが
葉山にとっては、今回の大会で汐見潤の為に勝つと言う想いが
勝敗を分けたカギになっていると言えるのかも知れない
黒木場も創真も実力的には、葉山とはほぼ互角だと言えるが
やはり、彼らはまだ独自性と言う部分では弱かったと言えるんだと思う
特に、創真は今まで自分の父親の背中を追いかけていた事もあり、
自分らしい料理を作り出すところまでは辿り付いていなかった
しかし、今回の準優勝と言う結果は創真や黒木場には大きな影響があったと思う
負けて得るものもあると言う事で、
創真と黒木場は、自分なりの料理に向き合うと言う覚悟を決める!


彼らの戦いはまだ始まったばかりである
敗北は、敗北なんだろうが、正直嫌な気分にはならなかった
むしろ清々しいと言う言葉が合う結果だったと思います
後、後腐れがないのが、今回の勝負の潔い終わり方でした
負けは負けでも得るものがある負けと言うのは、気分が良い
今回の決勝戦は、お互いを良いライバルだと確信できる戦いだったと言える


決勝後の三人のやり取りが、なんだか微笑ましいと思えた
ただ、これは三人だけの話と言うよりも周りも影響されていて
影響された人たちも次に向けて力強く踏み出し始める事に繋がっていた
選抜を見ていたモブ達もその影響を受けていたんじゃないかな?
しかし、このいい影響がどこまで続いて行くのかは分かんないな
特に、次の研修であるスタジエールとか言うものが・・・・・・
今後生徒たちに大きな試練として立ち塞がる事になるので、
どうせ合宿と同じ様に脱落して行く子が多いんだろうなと思うと
今回だけのいい影響だけじゃ、皆変わって行かないと思うな
まぁ、モブは切り捨てられるだけのものだけど
創真たちメインの人たちは次も頑張ってやってくれるだろうと思う
けど、スタジエールってどんな内容になっているのかな?
要するに、簡単に言うと職場実習と言う事になるんだが、
配属される環境によっては、難しい課題もあるんだろうな
果たして、創真の配属先とは・・・・・・?
まぁ、四宮シェフのお店も含まれているんだろうと言う事だけは
何となく、と言うか確実に分かっていますけどね

以上
END