ここしばらく追っている「ユーロ・円」の日足。
下降するトレンドラインに撥ね返されて1月を終えました。となると気になるのは下ですが、こちらは上昇する安値のラインでピタリと止まりましたね。
ここは週明け意識するのは当然下。歴史的な安値ゾーンとの戦いです。1月だけでも4度も撥ね返した買い手ゾーンだけどどうでしょうか?
チャート的には売り手に有利な形ですが、ここは長期でポジションを持っているディーラーや、ヨーロッパ向けの輸出が多い日本企業にとっては死守したいゾーンでしょう。この攻防は見ものです。日本企業は2月3月決算の会社がとても多いですから、2月以後は力の入るところ(^^;)
アホマスコミの「歴史的不景気」「歴史的金融危機」などの大合唱の中、したたかな上場企業の経営者はこの時とばかり為替の影響を必要以上に盛り込んだ発表をしていますから、少しでも戻れば「予想よりは良かった決算」を持ってこの時期を迎えられます。
「100年に一度の金融危機」何て言い始めたのが誰だか知りませんが、ほんと日本のマスコミはアホだね。自ら分析する能力もなく、誰かが言い始めた「100年に一度の金融危機」という言葉を九官鳥のように言い続けているだけで、不安を煽り自らが経済状態を悪化させている自覚もない。
ついでに言うと、かつてのバブルを崩壊させたのもマスコミ。バブルの崩壊そのものは必然だったかもしれないけど、軟着陸させて経済的なダメージをもっと抑える術はあったのになぁ。そうしていれば、現在世界一の経済力を持っているのは日本になっていたでしょう。まあ、アホなマスコミに期待してもしゃあないけどね(笑)
今の経済状態は「100年に一度の金融危機」などではなく、「人類が始めて遭遇している危機」です。急速に進んだ情報のグローバル化と、野放し状態にしてしまったお金の世界のビジネスマン達が作り出した、ある時点まではバーチャルだったはずなのに、ある時点から実体経済に急速に反映されてしまった危機。まさに「ゲームの世界で遊んでいたら現実になっちゃった」的な危機なのね。
これを良い方向に持っていけるのは「一人一人のマインド」しかありません。より良い世界と未来をイメージできる多くの人達のマインドです。そういう楽観的で前向きなイメージが必要な時に、責任を国や一部の企業経営者や政治家に押し付けるような、旧態然とした報道で足を引っ張ることしかできないのが今のマスコミです。
まあ、バブルを崩壊させた自覚もないから、今回も期待はできないねぇ(^^;) ま、日本だけじゃなく世界中でアホなマスコミは横行してるけど、数少ない気概のある報道マンの奮起を期待します。
