前回の続きです。
今回の内容、自分の恥を晒すような感じがあって、こんなこと書くのってどうかなーってさんざん悩みました。でも、こういうことって大事なんじゃないかなという気持ちが強くあります。
思い切って投稿してみるのでもしご一読いただける方は、あっさり笑い飛ばしていただければありがたいです。
では。
独立開業した作業療法士の女性がワンオペで経営している『体を良くするお店』の件。
夫が交わしてきた契約のキャンセルと返金について私が電話で問い合わせをすると、「キャンセルと返金には応じるが」と言いながらあれこれ注文をつけてきた女性セラピスト。
再び
『LINEがないならメールのアドレスを教えてくれればビフォーアフターの写真を送るから、とにかくそれを見てほしい』
と言ってきました。
『いや、私はその写真は絶対見ませんから。見る必要がないです。』
と頑なに拒否。
そして始まる女性セラピストの演説。
『それを見てくれれば、私の施術がどれだけ効果があるかわかってもらえるんです。』
『それを見てご主人は私に体を任せたいと思ってくれたんです』
『私もご主人の治療に手応えを感じているんです』
『私なら絶対にご主人を治せます!』
『私はご主人を治してあげたいんです!』
『私はご主人を治してあげたいんです!』
『私はご主人を治してあげたいんです!』
だんだん声を大きくしながら同じこと3回言った。
まるで舞台俳優のようなセリフ回しで、
「あなたのご主人をこんなに思ってますアピール」炸裂。
ずいぶん出来上がった節回しに、このテンションと話し方がこの人の営業トークなんだろうなと思いました。
さらに。
『ご主人も私に治してもらいたいと思っているはずなんです!!』
って。
・・・・あほ。
ずいぶんと私の夫に情をお持ちいただいた様子。
「治してあげる」んならそんなに高い金取ろうとするな。
そこまで望むんならボランティアでやってくれ。
そんでその奥さんに向かって
「ご主人は既に私が転がしてます」
みたいな言い方するな。
そーいうね、「私たちお互い気持ちが通い合ってます」みたいな言い方されたら、奥さんこう思っちゃうよ。
『あの・・・施術以外に私の夫に何か特別なサービスを?』
って。
わかりやすく言うと、枕営業的な。
話がめんどくさくなるから言わなかったけど。
書いといてなんですけど、こういう疑惑って、真面目に事業を運営している女性にとっては一番思われたくないことだと思うんですよ。
だからこそ、施術者が女性なのに対してクライアントが既婚男性の場合って、こういうことに配慮がなきゃいけないとも思うんです。特にそのクライアントの奥さんに対しては。
このセラピストの場合は自分が構えた城(店)の、仕切られた空間での1対1のセッション。
『3〜4回行って様子を見る』と言って出かけた夫が女性のセラピストに促されるままに20万円近いお金をその場で払ってきただけでも『はぁっ?』てなってるのに、その女性セラピストから追い打ちをかけられるようにそんなことを言われてしまう。
はっきり言って胸くそ悪いです。
ま、『何か特別なサービス』があったとはさすがに思いませんが、「もしやそのセラピストの女性がよほど夫の好みのタイプだったのか?」とはちょっと思いましたね。(実際のところはそういうわけでもなかったようです。たぶん。)これって変ですかね。
こんなこと書くと
『くまこさん、ご主人のことがとても好きなのね』
って冷やかされそうですが、そういう問題じゃないんですよ。
こういうくだらない嫌疑を回避するために、クライアントが異性の場合には「そういう配慮」ができるのが良識のあるセラピストでしょ。
それをそんな配慮なんて皆無どころか、私のカンに触るような物言いをしてくるもんだからさ、奥さん立場ないですわ。
だいたいが、その時点では夫とその女性セラピストのそれぞれが揃って私を悪者にしてる状況でしたし。
この女性セラピストに対しての不信感と嫌悪感のメートル爆上がり。
奥さんを手中に納めたかったらきちんと奥さんの存在を尊重して、最初の段階で
『20回分の回数券は安い金額ではないので、奥様に相談した上で決めてください』
ぐらい言えろってんだ、ばーか。
と、こんな感じで、妻である私にマウントをとるようなことを言ってくるという無配慮で無神経な女性セラピスト。
そんな人間に、夫が40〜50万円の金をしょったカモに見立てられちゃったんだからほんと気色悪くてたまらない。
そのあと、辟易しつつ、「とりあえず夫の様子をうかがいながら話はしてみますから」ということにして1回目の電話終了。
『1日の終わりにこんな用事の電話で申し訳ありませんでしたー』
って言って電話を切りました。
電話を切ったあと、このセラピストが言った色々なことが頭の中でぐるぐるして、段々とそれぞれに腹が立ったり気色悪さが増したりして、その日はほとんど眠れませんでした。
そして翌日の2回目の電話へと続きます。
キショいお話でごめんなさい