おはようございます😌
先月下旬に右肩の再手術の術後1年6ヶ月の診察を受けた夫。
経過良好とのお言葉を担当医からいただきました。
そこから数日後のこと。
夫が『肘枕』をしながら横向きに寝っ転がってテレビを見ていました。
肘を曲げて、上腕を床に置いて手に頭を乗っけての側臥位。
その時、私にひと言。
『この姿勢ができるようになった』
それを聞いて私は
『おおっ!』
と思いました。
もう可動域の回復などはこれ以上はないのかな〜なんて漠然と思っていたので、嬉しかったです。
めざましい治り方は望めなくても、こうしてちょっとずつでも、できなくなっていたことがなんとなくできるようになることが、もしかしたらまだあるかもしれません。
・・・・良かった!
そして私の方。
2年前、肩の術後6ヶ月ぐらいの頃から膝が痛くなり、続いて仙腸関節や腰の痛みも発生。
手術を受けた肩はグイグイとよくなる一方で、あちこちに不具合が生じるという、運動器クライシスに必死にあがいていました。
体を酷使する仕事をする身としては、かなり辛辣な状況でした。
が、トレーナーの師匠による救いの手をはじめとして、自費リハビリなどにも足を運び、なんとか回復基調を得られました。
昨年の夏頃から接骨院の院長・治療家ミスターXの施術を受けるという環境を得られたのが契機となり、やや強気の姿勢をとり始めました。
『動いてどこかの痛みが増しても治療をしてくれる手がある』
という環境が頼もしい。
真っ先に再開したのが水泳。
クロールをメインに、初めの頃は1,000m泳ぐのもキツキツ。
背中一面がきゅうきゅうと泣いてました。
でもすぐに体が慣れていくことも感じ取れ、ミスターXによるコンディショニングを頼りにしながら、少しずつ確実に調子を戻しています。
が、『これはだめかも』と諦めることを覚悟した種目が一つ。
平泳ぎです。
あのキックをするたびに、膝がゴリゴリして痛みを発生。
なんだかんだ言って、腱板断裂の間接的要因となった転倒の時に両膝を思いっきり床に打ちつけたダメージがあるのかなと思ったり。
そして平泳ぎのコンビネーションをしようとしても、キックのチグハグさを腰が嫌がって、動きと力がまとまらず、まるで形になりません。
競泳時代の自分の専門の種目が平泳ぎなんですよね。
だから、『あ〜あ』って感じなんです。
なのですが、ここは焦らず、1からやり直そうと思案。
動きを分解して、痛みを出さないレベルの力の抜け感で、前に進むことを考えず、動かし方の取り組みに徹しました。
とても地味なことです。
そしたら!
先週くらいから、以前の感じに近い平泳ぎが、痛みを出さずにできるようになってきたんです
と言っても、まだまだチグハグですけどね。
でもこの兆しが見えてきただけでも私としては御の字です
水泳は、生涯通しての私のライフワークであって欲しい。
それをまだ諦めなくて良さそうだという手応えが得られたこと、
それだけで十分に嬉しいです。
この5年の間に順々に肩腱板断裂を経験した私ら夫婦ですが、
夫も私も、それぞれの回復の経過にささやかな喜びを得ています。