金平糖@緑樹庵清水 | 旅するハチロク

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今年も御歳暮の季節になりました!

 

が。

すっかり出遅れており、どうしようかと迷ったまま、

気がつけば師走突入。

そんな矢先に、とある番組で金平糖が取り上げられており、

以前頂いた金平糖が、上品で、美味しかったのを思い出す。

(ドコのものかは失念)

 

早速ググると、緑樹庵清水なるお店を発見。

テレビで取り上げられたお店とは違うのだけど、

日本で唯一の金平糖専門店とあるではないか。

 

公式サイトで、商品など見てみると美しいのだけど、

イマイチ、よくわからない。

お取り寄せは出来るものの、電話とFAXだけでネット販売はやっていないという、

なかなかにアナログなお店。

銀座に支店があるらしいので、花想容のあとによってみることに。

場所は泰明小学校の前あたり。

金平糖というより、小奇麗なブティックのような造りで、

若干の入りにくさは感じるものの、お歳暮手配待ったなし!状態なので、即入店。

早速店員さんが声をかけてくれ、試食を頂く。

季節限定のさつまいも。

さつまいもを核に、周りをまぶして作ってあるらしく、コレが美味しい!

えー、思ってたのと、全然違う。

もう一種は、ミルクティー味。

確かに、ほのかに紅茶の香り。

金平糖といえば、白とピンクのわかりやすいカンジを連想するのだけど、

こちらの金平糖、どれも儚げな色で美しい。

 

し、しかしね。

お値段が、予想を越えており、動揺隠せず。

なんなら、ボンボニエール入りとか素敵かも~とか思ってたけど、

舐めててスイマセン。

 

幸いなことに、女将さん(?)のアドバイスで、

なんとか予算内で準備が出来て一安心。

じゃ、配送の手続きをって事で、熨斗の確認などをされたのだけど、

熨斗に入れる名前のほか、『おせいぼ』の『お』は『御』にするか『お』にするかと、質問が細かくて驚く。

え、印刷の熨斗でしょ?と思ってるもんだから、質問の意図がわからず、

ポカンとしてしまったのだけど、よく聞いたら手書きなんですって!

手書きのところなんて、かなり久しぶり。

こんなカンジでよろしいですか?と見せられた熨斗には、

小筆できれいな文字が並び、うっとり。

その上に、きちんと水引をかけてくれるそうで、もう、ちょっと感動の域。

 

流石、老舗。

なるほど、コレもお値段のうちなのね、と納得。

 

あー、写真を撮っておけばよかった。

 

会計後、芥子色の江戸小紋をすっきり着こなした女将さんが、

店外まで出て、曲がり角を曲るまでお見送り。

あぁ、これぞ京都。

 

 

帰宅後、連れが自宅用に購入した抹茶味の金平糖を分けてもらう。

コレが、美味!マジで。

色も味も、優しげなカンジが素敵だ。

機会があれば、自分用にも欲しいなぁ。

ちょっとした贅沢用に。