ジャンボタニシは、可食部がわりと少ないんよね。
コリコリした部分は、貝としてまあまあの味で食べられる。
しかし、内臓はちょっとダメなんよ。
食うて食えんでもないんじゃけど、お世辞にも美味しいとは言えんのよ。
それで料理する時には、大量のジャンボタニシゴミが出る。
それを、かえってクサガメは好んで食べる。
しかし、クサガメの食べる量にも限度はある。
それで、ジャンボタニシゴミを田んぼに戻してみた。
そうすると、かつての仲間の臓物にジャンボタニシが群がって食べ始めた。
煮られて捨てられた内臓を、単なる有機物としてしか捉えんようで、とにかくよう食べる。
ジャンボタニシ捕獲には通常雑草を落として、それに群がったもんを一網打尽にするのが楽なんよ。
その誘き寄せに使う雑草の代わりに、ジャンボタニシゴミを使うのもアリよね。
ジャンボタニシのリサイクル、それでまたジャンボタニシが駆除できる。
なるほどジャンボタニシを食べるのは、クサガメだけじゃないんよね。
これでまた、ジャンボタニシの活用方法が進展した。