どうも、太郎です。

無事、胸オペが終了しましたヽ(;▽;)ノ


今回は手術前後についてです。

注:しばらく胸オペ関連の記事を連続して更新しますが、これらの記事を書いたのは入院中で、退院・回復後に多少加筆して今に至ります



僕は大学病院での胸オペだったので、病院側の規則に従って前日の10時頃に入院しましたが、その日は麻酔医から全身麻酔の説明があっただけでほとんど何もしませんでした。


24時以降絶食、翌日の7時以降絶飲と言われ、

「もし寝過ごして朝お茶が飲めなかったらどうしよう(゚ω゚)」

というしょうもない不安と緊張に駆られながら眠りにつきました。



前日は4人の大部屋(もちろん男性)で、術後は安定するまでナースステーションに近い二人部屋になるので朝のうちにベッドと荷物を移動しました。



手術当日、僕のオペはその日の2番(12:30〜)だったので水分とミネラルは点滴で補給されながら勉強で時間を潰すのですが、コーヒーを飲んでいない上に糖分を前日の夕食以来摂取していないので全く頭が働きませんでした。

手術までに一切糖分を入れないことには驚きました。テンションが上がっていたので体温は問題なさそうですが(笑)



美容外科の胸オペでは「ここで手術すんの?!」と思うようなただの診察室みたいな小さな部屋で手術するところもあるようですが、僕が入った手術室は医療ドラマのイメージよりも広くて

「こんな凄いとこで胸オペすんの?!」
というのが第一印象でしたwwww



手術台に乗ってからは何人もの医師と看護師が和気あいあいと話しながら僕の身体に色んな機器を付けてきました。
確実に6人以上はいたと思いますw

おでこに粒々付きのシールをベシベシ貼られてニキビを潰されそうになったり、人生初の酸素マスクが驚きのビニール臭さだったりで笑いを堪えていましたw


楽しみにしていた全身麻酔が効く瞬間は、すごく貧血に似ているように感じました。

なんだかんだ1番ビビっていた尿カテの挿入は麻酔で落ちた後だったようでラッキーでした。



全身麻酔から覚めた瞬間は気管挿管をされており、意識が確認できたらチューブを抜くらしいのですが、意識が朦朧としているせいで憶えていられませんでした。
貴重な体験なので非常に残念です笑



気づいたら病室に運ばれていたので手術室から病室までの長い道のりも全く記憶にありません。

どこかのクリニックでは切除した乳腺を見せてもらえるサービス(?)があるらしいですが、全然そんな余裕はなかったですね。



病室に入ってから母に声をかけられ、「1時間後にまた見に来るけど寝てたらすぐ帰るね」と言われましたがヘッドホンと音楽プレーヤーが欲しかったので絶対に寝るまいと1時間全力で覚醒していました。



病室に戻された当時は
目バッチリ開いてんじゃん完全に麻酔切れたわ〜なんて思っていましたが、

明日の朝まではお茶が飲めない、と看護師さんに言われた時は今までしたことがないような、ふざけるな💢とでも言わんばかりの酷い不満顔をしたのをハッキリと覚えています。


普段はほとんど感情を表に出さないのに、麦茶を飲みたい生理的欲求と麻酔の余波で理性が崩壊した決定的瞬間ですねwww



病室に戻ったのは5時過ぎで、寝たり起きたりを繰り返しながら翌日の朝までかなり辛い12時間を過ごしました。

身体の状態としては、酸素マスク、左腕に点滴、胸はガッチガチに圧迫&ドレーン、尿道にカテーテル、両ふくらはぎにマッサージャーでした。



部屋に戻されてすぐ、左胸の痛みとヒクヒクが治らないので最初で最後のナースコールを使い、一度バンドを緩めて腫れを確認し、その時入れてた点滴が終わってから鎮痛剤の点滴を入れてもらいました。

バンドを緩められただけで大分痛みが弱まったので、実際点滴を要するほど痛かったのかというとそうでもない思います。

(翌朝の担当医のチェックで医師がするバンド固定が異常にキツいことを知りました)



じゃあ何が辛いのかというと、尿カテと脚のマッサージャーと絶飲です。


脚を交互に絶え間なく圧迫され、脚を動かすと尿道を刺激して痛いので下半身が全く動かせず、骨盤が壊れそうでしたwww


まさか術後に一口も水が飲めないとは思っていなかったので麦茶が飲めないショックは大きかったですし、口の中が乾いている割に喉の奥から胃酸の味がこみ上げてくるので歯が溶ける恐怖に襲われていました(そんなに簡単には溶けない)



喉元過ぎれば熱さを忘れる、なのか、今振り返れば(なんか苦しんでたなぁ)くらいにしか思いませんが、当時は2度と手術がしたくないと思うほど辛かったらしいです。




胸オペ単体なんて8割は日帰りではないかと勝手に予想しているので何故ここまで苦しむことになるのか疑問に思いつつ、

明けない夜はないとか
陽はまた昇るとか

自分で自分を励ましながら朝を待ってましたw



ただ、1時間おきくらいで看護師が点滴を交換したり腫れを確認したりパックに溜まった血液を回収したり、面倒見がいいのは間違いないです。



今回はここまでで。




以上です!



〜追記〜

ならなかったからこそ完全に忘れていましたが、全身麻酔後の頭痛や吐き気は全くありませんでした。

また、毎朝必ずコーヒーを一杯飲まないと生活できない軽度のカフェイン依存なのでカフェイン不足由来の頭痛が若干不安でしたが、その程度の頭痛は術後の鎮痛剤なんかで抑えられてたのかもしれません。