こんばんは。


今日は昨日までの疲れでなかなかベッドから抜け出せず、ようやく18時頃になって活動を開始しました。

さて、何をしようか。


この前見つけた映画がちょうどいい時間にやっていたので、それを観に南大沢のトーホーシネマズまで行ってきました。


観た映画は、瀬尾まいこ原作・三宅唱監督の『夜明けのすべて』。



PMS(月経前症候群)を抱えた藤沢(上白石萌音)と、その同僚でパニック障がいを抱えた山添(松村北斗)との心の交流を描いた作品です。


全体として、落ち着いた気持ちでゆっくりと作品の世界に浸ることができる良い映画だな〜という感想。


2人が勤める会社は「移動式プラネタリウム」を地域の小学校などで開いていて、病と共に過ごす2人の生活が、星空という悠久の時との類比のなかで静かに過ぎていく感じ。

病の症状も描かれていたけど、必要最低限という印象でした。病がどうであるとか、苦しみがどうであるとかよりも、あれこれ断言せずに付き合っていくということなのかなと感じます。


そして、作品の世界に浸るための仕掛けとして、少しレトロな印象の映像に仕上がっているな〜と思いました。少しノイズがあるというか、古いカメラで撮影したような画面になっていて、やさしくて味わい深い。映画が終わって、無味なスクリーンが映ると同時に、後味がジーンと沁みてくる。


あとは、監督がどういう気持ちでこういった病気を抱えた人々を描こうとしたのか…すこし気になるなぁと思いました👀



拙い感想ですが、特に悩みや心に問題を抱えている人にすごくお勧めできる映画です。(自分自身そうなので。)


気になった方はぜひ観に行ってみてください!