アナと雪の女王2/ありのままのその先 | そーす太郎の映画感想文

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しれっとネタバレしたりするんで気をつけてください。




アナと雪の女王2

ありのままのその先
上映時間:103分
監督:クリス・バックさん、ジェニファー・リーさん
出演:アナさん、エルサさん、他



アナと雪の女王2を観てきました。僕はイマイチのれませんでした…!


前作が大ヒットしましたが僕はとにかく前作が超好きでね、映画館で3回みたくらいです。僕の好きなジャンルの「長女もの」としてとても良くて、背負わされる業やキツい現実や自分自身の迷い葛藤を「これでいいの!」と歌い上げ氷の城を作り上げるあのレリゴーシーンはディズニー映画史上でもトップレベルに好きなミュージカルシーンです。てなわけで、あの続編?どうするんだろ?と思ってまして、個人的にはエルサをトップにしたX-MENみたいにしたほうがいいよ!とかしょっちゅう言ってましたがまぁ近からず遠からず…笑

今回はとにかく氷の魔法を使えるエルサのバトルシーンがとにかく最高で、どのバトルシーンも激アツでした。予告にもあったけど、海を凍らせて海に走っていくシーンやそれこそX-MENばりの超能力バトルが最高だよね。あと今回のミュージカルシーンはクリストフが最高でした。なにあの80'風味のミュージカル。あそこは劇場でも笑いというか失笑が起こってて、あらゆる意味で成功してる好きなミュージカルシーンでした。


ただ今回はお話にあんまり乗れずでした。話のとっかかりから転がり出すまでが性急すぎてやや困惑。その性急さを納得させるのがミュージカルシーンだと思うんだけど、どうも展開の速さとキャラクターの心情がチグハグしてるように感じて、全体的に置いてきぼりを食らった感じがしました。1作目のいい余白だなぁと思ってた部分にいちいち答えを用意されるのとそこ別に知らなくてもいいわというものが多く、あれほど感情移入した1作目とは逆に正直今回は終始どうでもいい話が進んでて退屈だったなぁ…。しかしとにかくグラフィックが素晴らしいので観て損はなかったです。