バイオハザード ザ・ファイナル
好き度: ★★☆☆☆ 2.0/5.0点
画面暗すぎ、カメラ動きすぎ、カット割りすぎの最終章
結局、この映画が2017年、新年一発目の映画館となりました。予習もしっかり済ませて…、
バイオハザード観てみた前編 http://ameblo.jp/taro07o2/entry-12228393510.html
バイオハザード観てみた後編 http://ameblo.jp/taro07o2/entry-12234990943.html
行ってまいりました。ちなみに吹き替え版で観ましたよ(・∀・)
「ローラだよぉ(・´з`・)」
カッコいい嫁を撮ることに命を懸けてきた男ことポール・WS・アンダーソンによるバイオハザードシリーズですがこれにて最終章。おつかれさまでございました。
てなわけで、「バイオハザード ザ・ファイナル」ですが、なんだかな~な映画でございました。僕が、このバイオハザードシリーズをひと通り観てみて、一番のこのシリーズの魅力はなにかと考えたとき、いちばんはやっぱり監督の「俺のカッコイイ嫁」であるミラ・ジョボビッチのカッコいいアクションと決め画なんですよね。物語や設定の尋常じゃない詰めの甘さやひっちゃかめっちゃかっぷりは、もうここまでくるとこの際どうでもよくて、監督自身もそうだと思うけど、やっぱりこのシリーズはお話の面白さうんぬんよりも、ミラ・ジョボビッチの魅力その一点だと思うのであります。
1作目
2作目
3作目
4作目
5作目
そして、今回の5作目なんですが、、この映画最大の魅力であるミラ・ジョボビッチのアクション、ほぼ暗闇で行われるため暗くてよく見えない。暗いだけならまだいいですよ、しかし今作はおそらくシリーズで最もカット割りが細かい。ほんとにもうね、ざく切りどころかみじん切りなわけでありまして、それに加えてさらにカメラも動きまくるので、、まじでアクションシーンのほとんどが何が起こってるのかさっぱりわからない、というか見えない、というのがほんとにガッカリでした(´・ω・`)ガッカリ… 今まで比較的どう相手を倒したかをちゃんと見せてくれる印象があったので、個人的に、アクションシーンに関して言えばシリーズで一番ダメだと思いました。
こんなドラゴンみたいなやつを倒すところからはじまります。もちろん倒します。監督の嫁なんで。
お話は、紆余曲折のひっちゃかめっちゃかだったアンブレラ社でしたがやりたいことは地球の人口減らして俺らだけ生き残ろうぜ!って旧約聖書をそれっぽく出してきてノアの箱舟がああだこうだいってましたが、ま、要するに「キングスマン」のサミュエル・L・ジャクソン的なことでしたでした。
ほんっとに映画の悪党はおんなじようなことばっか考えてますな┐(´д`)┌ヤレヤレ
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バイオハザード名物「あいつはクローンでした祭り」もその祭りが最高潮に達するかのようなクローンでしたクローンでしたのクライマックスなんですが、実はオリジナルのアリスもまたクローンでした。というアリス出生の秘密なんかも披露されたり。
Twitterでこの写真を観てたからだいたい予想はついたが…
かつてこんな感じで頑張ってたこの人もまさかの2段階のクローンでした祭りの犠牲者に。
グラサンマッチョはクビにされてました。こう見えても一企業の従業員なのですね。。
あと、これまでのシリーズを観た身としてはこの上のおじさん2人をどう倒すのか、というのが観たいところでしたが、どちらもなんだか残念な死をお迎えになるため、イマイチいままで溜まってた溜飲は下がらずなかんじでしたし、スカッとしたカタルシスもなかったです。グラサンマッチョの死因は「リストラ」というまさかのおもしろ展開でした。独立してスポーツジムでも経営してれば死ななかったのに!!なんとも世知辛い!!
結局中身は今まで積み上げたようで積み上がっていなかった、しかし積み上げてきたお話は、まぁ置いといて、という内容なのでぶっちゃけ1作目を見とけばお話はふつうに理解できる内容なんじゃないかしらという感じです。ビジュアル的にも特に新鮮さはなかったですが、とりあえずここまでよくがんばりました、この夫婦に幸あれ!とファイナルを観て思いました。
あと、今回のミラ・ジョボビッチは顔が良かった。とても強そうに見えたというか、時々、ジーナ・カラーノ?と空目するところが何回かあったりしたのは俺だけかな。
とりあえずこの機会にバイオハザードシリーズを全部観ることが出来たので、良かったです(・∀・)お疲れ様でした。